FMV DESKPOWER H90J9/F

9月11日より順次発売

価格：オープンプライス

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　富士通株式会社は、デスクトップPC「DESKPOWER」シリーズの冬モデルを発表し、9月11日から順次発売する。価格はオープンプライス。

　全モデルでハードウェアエンコードTVチューナを搭載し、60fpsでのプログレッシブ表示にも対応(CE55J7/C除く)。

　また、同シリーズで初の19型液晶付属モデルや、HDDを2台搭載するモデル、DLドライブ搭載モデルなどがラインナップされたほか、OSはすべてWindows XP SP2が搭載された。

・AV機器を意識した横型デスクトップ「FMV DESKPOWER H」シリーズ

　AV機器を意識した横置き型の筐体を採用したHシリーズは、CPUにPentium 4 550(3.40GHz)を搭載した「H90J9/F」、Pentium 4 530(3GHz)を搭載した「H70J9/S」、「H70J9」、Pentium 4 505(2.66GHz)を搭載した「H50JV」、「H50J7」の5モデルが用意され、最上位モデルのH90J9Fが10月2日、それ以外の4モデルは9月25日より発売される。

　本体サイズは446×410×102mm(幅×奥行き×高さ)で、一般的なAVラックへ収納可能なサイズで設計された。縦置き用のスタンドも付属する。重量は約12kg。

　いずれのモデルもHDDを2台搭載するのが特徴で、「H90J9/F」、「H70J9/S」、「H70J9」の3モデルが合計400GB、「H50JV」、「H50J7」の2モデルが合計320GBを搭載。3次元Y/C分離、ゴーストリダクション機能などを備えるハードウェアエンコードTVチューナを内蔵する。

　最上位モデル「H90J9F」は、CPUにPentium 4 550(3.40GHz)、メモリ512MB(デュアルチャネルPC2-4300、最大1GB)、HDD 400GB、Intel 915GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、SXGA表示対応19型液晶、Windows XP Professionalを搭載し、店頭予想価格は39万円前後の見込み。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、最大書き込み速度2.4倍速のDVD+R DL対応スーパーマルチドライブ、Gigabit Ethernet、Type2 PCカードスロット×2、USB×8(前面4、背面4)、IEEE 1394×1(4ピン)、光デジタルオーディオ出力(角形)×1などを備える。

　なお、最上位モデルのFMVH90J9Fのみ、IEEE 802.11g対応の無線LANアクセスポイント機能などを備えたホームサーバー機能を内蔵する。

・22型液晶一体型PC「FMV DESKPOWER T」シリーズ

　1,280×768ドット表示対応の22型ワイド液晶一体型のデスクトップPC「Tシリーズ」は、「T90J」、「T50J」の2モデルが10月2日より発売される。店頭予想価格は、FMVT90Jが31万円前後、FMVT50Jが28万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition(SP2)

　T90Jは、CPUにPentium 4 3E GHz、HDD 300GB、メモリ512MB(PC3200、最大1GB)を搭載。T50JはCPUにCeleron 2.70GHz、HDD 250GB、メモリ256MB(PC3200、最大1GB)を搭載する。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、Intel 865GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、DVD+R DL対応スーパーマルチドライブを搭載。3次元Y/C分離、ゴーストリダクション機能などを備えるハードウェアエンコードTVチューナ×2を内蔵し、裏番組録画も可能。

　インターフェイスはEthernet、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×5、IEEE 1394×1(4ピン)、光デジタルオーディオ出力(丸形)、D4入力端子などを備える。

　本体サイズは710×286×483mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約25kg(T90J)。

・ブラックモデルが追加された17型液晶一体型デスクトップ「FMV DESKPOWER LX」シリーズ

　1,280×1,024ドット(SXGA)表示対応の17型液晶一体型デスクトップPC「LXシリーズ」は、「LX70J」が9月18日、「LX50J」が9月11日より発売される。店頭予想価格は、LX70Jが24万円前後、LX50Jが19万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition(SP2)

　新たにボディカラーがブラックの新モデルがラインナップされた。既存のホワイトモデルも併売される。

　LX70Jは、CPUにPentium 4 3E GHz、メモリ512MB(PC3200、最大1GB)、TVチューナ×2を搭載。T50JはCPUにCeleron 2.70GHz、メモリ256MB(PC3200、最大1GB)、TVチューナ×1を搭載する。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、Intel 865GVチップセット(ビデオ機能内蔵)、スーパーマルチドライブを搭載。

　インターフェイスはEthernet、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×5、IEEE 1394×1(4ピン)、光デジタルオーディオ出力(丸形)などを備える。

　本体サイズは479×238×400mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約16kg(LX70J)。

・未発表のMCE 2005を採用した「FMV DESKPOWER CE」シリーズ

　省スペースデスクトップPC「CE」シリーズは、CPUにPentium 4 3.20E GHzを搭載する「CE70J9」、「CE70J7」、Athlon 64 3000+を搭載する「CE55J7/C」、Athlon XP 3000+を採用する「CE50J9」、「CE50J7S」、「CE50J7M」、「CE50J7」、「CE50J5」の計8モデルが9月11日より順次発売される。

　OSはCE55J7/Cのみマイクロソフト未発表のWindows XP Media Center Edition 2005を採用。そのほかのモデルはすべてWindows XP Home Edition(SP2)を搭載する。

　店頭予想価格は、最上位モデルのCE70J9が27万円前後、Media Center Edition 2005を搭載するCE55J7/Cが25万円前後の見込み。

　主な仕様は、HDDがCE70J9およびCE70J7は250GBを搭載、そのほかのモデルは200GB搭載するほかはほぼ共通で、メモリ512MB(CE50J5のみ256MB)、スーパーマルチドライブなどを搭載する。

　インターフェイスはEthernet、Type2 PCカードスロット×1、USB 2.0×5、IEEE 1394×1(4ピン)、光デジタルオーディオ出力(丸形)などを備える。

　本体サイズは190×378×351mm(幅×奥行き×高さ、設置台込み)、重量は約8.5kg。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/09/8.html

(2004年9月8日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]