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NEC、個人向けデスクトップPCに鉛フリーはんだを採用
5月31日発表 連絡先:NECパーソナルプロダクツ 環境CS推進部 NECは、デスクトップPCで鉛フリーはんだを採用する技術を確立し、製品に適用したと発表した。 採用されたのは個人向けデスクトップPC「VALUESTAR TZ」と、企業向けデスクトップPC「Mate」の一部。 鉛フリーはんだはすでにノートPC「LaVie」、「VersaPro」で採用されており、5月発売のLaVieでは出荷台数の80%に採用されている。 ノートPCのマザーボード製造には、基板にはんだを練りこんだペーストを印刷し、熱で溶かすことで部品を付ける「リフロー工程」が用いられるが、デスクトップPCではさらにはんだ槽に基板を流してはんだ付けする「フロー工程」も併用される。 フロー工程で再加熱することにより、リフロー工程ではんだ付けされた部分の信頼性が低下することがある。フロー/リフロー併用のデスクトップPCに鉛フリーはんだを採用するためには、同社独自の素材技術と生産技術が必要であったとしている。 なお、同社は鉛フリーはんだ実装技術の供与先を、従来のマザーボードメーカー3社から、5社へと拡大した。年内には6社に拡大する。 □NECのホームページ (2004年5月31日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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