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ソニー、回転レンズに光学ズームを装備した
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6月25日発売
価格:オープンプライス
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ソニーは、回転レンズ機構と光学3倍ズームを搭載した510万画素機「サイバーショット DSC-F88」を、6月25日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は53,000円前後の見込み。
回転レンズ機構を搭載する「DSC-Fxx」シリーズの最新機種で、2003年9月に発売されたDSC-F77Aの後継機種。撮像素子の画素数が向上したほか、単焦点レンズが光学3倍ズームに変更された。
ズームレンズユニットには、DSC-T1などに搭載されたものをベースとする屈曲光学系を採用。撮像素子の取り付け方向も、本体前面向きから横向きに90度変更された。光学ズーム搭載に伴い、DSC-F77Aよりも幅が5.2mm、高さが3.4mm、重量が約11g増加したほか、起動時間が約0.9秒から約1.2秒へとやや遅くなった。
このほか露出モードとして、マニュアルモードを新設。絞りを3段階、シャッター速度を1/3ステップで設定できるようになった。
絞りやシャッター速度をユーザーが設定できる「M」モードが加わった | メモリースティックスロットが高速転送対応となり、バッテリは新たに「NP-FR1」が採用された |
撮像素子は1/2.4型の有効510万画素 原色フィルタ付きSuper HAD CCD。記録画素数は2,592×1,944/2,592×1,728/2,048×1,536/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。連続9枚の連写が可能になった。また、640×480ピクセルで約16.6fps、160×112ピクセルで約8.3fpsの音声付動画撮影も可能。記録形式はMPEG-1。
レンズは光学3倍ズームのカールツァイス バリオテッサー。35mmフィルム換算の焦点距離は38~114mm、開放F値はF3.5-4.2。撮影可能範囲は0.5m~無限遠、マクロモードでは広角端で0.08m~無限遠、望遠端で0.25m~無限遠。新設の「拡大鏡モード」では、広角端固定となるが0.01m~0.2m。
画像処理エンジンとして「リアル・イメージング・プロセッサー」を搭載。光学ファインダーのほかに、1.8型液晶モニタを装備。液晶モニタはF77Aよりも大型化された。PCとの接続はUSBで、新たにPictBridgeに対応。端子はAV出力やクレードル接続と兼用のマルチ端子となり、AV出力やUSBを単独で使用する時は同梱の専用ケーブルが必要となる。記録媒体用にメモリースティックスロット(PROと高速転送に対応)を搭載する。このほか、内蔵フラッシュを装備する。
電源はリチウムイオン充電池。新たに「NP-FR1」が採用され、持続時間がDSC-F77比約2倍となったとしている。CIPA測定方法による撮影可能枚数は約330枚、動作時間は約165分。
本体サイズは97.8×25.6×74.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約163g。本体色はシルバー/ブルー/レッドが用意される。
別売オプションとして、PCとの画像転送やプリンタ接続/TVへの画像出力/充電が可能なクレードル「サイバーショットステーション CSS-FEB」や、ワイドコンバージョンレンズ「VCL-07FEB」、アウトドア用防滴ケース「スポーツジャケット SJK-FEC」などが用意される。
サイバーショットステーション | ワイドコンバージョンレンズ |
スポーツジャケット | ケースは3種類用意される |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0518/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-F88/index.html
□関連記事
【2003年8月19日】ソニー、回転レンズ搭載400万画素機「DSC-F77A」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0819/sony2.htm
(2004年5月18日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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