CLEAR-DA プラスの実行画面

5月17日発売

価格：10,500円～52,500円

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　日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは、HDDデータ消去ソフト「CLEAR-DA プラス」および「CLEAR-DA CD Pro」の2製品を5月17日より発売する。

　CLEAR-DA プラスは、「ハードウェア構成情報取得機能」、「ハードウェア自己診断機能」を備え、価格は10ライセンス版が10,500円、50ライセンス版が52,500円。1回のデータ消去ごとに1ライセンスを要する。メディアはFDで提供され、OSを問わず起動可能。

　ハードウェア構成の情報取得とハードウェア自己診断機能により、CPUやHDDなど機器構成を検出後、各ハードウェアの動作を自動的に診断する。PCを分解することなく動作検証が可能なため、PCリサイクルなどで、再利用可能なPCを検査する場合などに有効としている。

CLEAR-DA CD Proの実行画面

　CLEAR-DA CD Proは、従来製品「CLEAR-DA」の機能拡張版。価格は31,500円で、ライセンスフリーのため、データ消去の回数に制限はない。

　メディアはCD-ROMで提供され、OSを問わず起動が可能。新たに日本語表示にも対応した。内蔵HDDだけでなく、IEEE 1394、USBなどで接続されたストレージ類のデータ消去にも対応する。

　そのほかの仕様はほぼ共通で、対応する消去方式は、固定パターン/ユーザ指定パターン/NSA標準/旧NSA標準/DoD標準/NATO標準の6種類。

　パーティション単位でのデータ消去にも対応するほか、データ消去実施日時や結果などのログを、消去対象のHDDと任意のFDに書き出し可能で、データ消去の実施証明書としても利用可能としている。

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/05/0517a.html

(2004年5月17日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]