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シャープ、7.2型WXGA液晶でA5サイズノート「MURAMASA」6月18日発売 価格:オープンプライス 連絡先:お客様相談センター シャープ株式会社は、同社のモバイルノート「Mebius MURAMASA」シリーズに、A5サイズのミニノートをラインナップ、6月18日より発売する。 ボディカラーがブラックの「PC-CV50F」および、ホワイトの「PC-CV50FW」の2モデルが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は19万円前後の見込み。OSはWindows XP Home Edition。 最大輝度約200cd/平方m、207dpiを実現した1,280×768ドット(WXGA)表示対応の7.2型ワイド高輝度ワンダーピクス液晶を搭載。シャープ独自の高開口率技術によって、高精細・高輝度・低消費電力を実現したという。 本体サイズは約225×158×30.1~31.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は880gと、Mebiusシリーズとして最小・最軽量モデルとなる。キーボードのキーピッチは14mm、キーストロークは1.3mm。
デザインは、独PHOENIX DESIGNのトム・シェーンヘル氏が担当。同氏は海外市場向けのシャープ製携帯電話「TM100」などのデザインも手がけており、発表会に寄せられたビデオメッセージでは、「腕時計やメガネのような、アクセサリ調のデザインを目指し、使いやすさと先進性を両立したデザインとした」とコメントしている。 専用のワイヤードリモコンが付属し、Windows Media Playerの操作のほか、予測変換を利用した文字入力も可能で、リモコン用のランチャーソフト「ペンタグラム」がプリインストールされる。画面表示は「Fn+F2」キーを押すことで、ワンタッチで1,024×600ドット表示へ切り替えが可能なほか、文字やアイコンのみを拡大する機能も搭載する。 モバイル時の利便性も考慮され、スタンバイ状態からの復帰時間は約5秒。スタンバイ状態での待機時間は最大約7日間という。 バッテリ駆動時間は標準バッテリで最大約3.5時間、別売のアドオンバッテリで最大約7時間の駆動時間を確保している。 また、クレードルは付属しないが、デスクトップPCとUSBケーブルで接続し、本機を外付けHDDとして利用可能な「DirectHD」機能も備える。 そのほかの仕様は、CPUにTransmeta TM8600 1.0GHz、メモリ256MB(最大512MB)、HDD 20GB、ビデオチップはMOBILITY RADEONを搭載する。なお、メモリ増設は有償アップグレードのみで、ユーザーが増設することはできない。 インターフェイスはIEEE 802.11b、CFスロット×1、SDメモリーカードスロット×1、USB 2.0×2、DirectHD用コネクタ(USB 2.0)×1、外部ディスプレイ出力×1(変換ケーブル別売)などを備える。
発表会冒頭では、同社情報通信事業本部本部長の中川博英氏が挨拶した。同氏は、「従来、情報通信事業部では、パソコン事業と液晶事業を手がけてきたが、これらを統合し、液晶IT事業部を設立」と、新事業部の設立を表明。「液晶やパソコン開発で養った技術を活かし、それぞれの枠にとらわれない、新しい商品群を開発していく」と、事業部発足に対する意気込みを見せた。 今回のMebiusシリーズラインナップについては、「用途に応じた最適な液晶を搭載しており、モバイル/ホームでの新しいパソコンスタイルを提案するもで、様々なユーザー、用途に対応できる」としている。
□シャープのホームページ (2004年5月12日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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