4月22日(現地時間)発表

　米Microsoftは22日(現地時間)、2004年第3四半期(1～3月期)決算を発表した。売上高は91億8千万ドルで、前年同期比17%増となった。

　純利益は13億2千万ドルで、1株当たり利益は0.12ドル。これには、ストックオプションによる報酬費用の7億4,800万ドル(税引き前)、および、EUの欧州委員会に課された制裁金と、米Sun Microsystemsへの和解金をあわせた25億3千万ドル(同)が含まれている。

　インフォメーションワーカー部門は、Officeが好調で売上高が18%増。サーバー/ツール部門は売上高19%増で、Windows 2003 Serverのライセンスが31%の伸び。MSNは広告事業の成功が続き、売上高16%増となった。

　同社のJohn Connors CFO(最高財務責任者)は、「われわれのすべての事業を通じて、広範囲な要求と堅調な実行が今四半期の突出した結果をもたらした。IT業界の消費は改善を続けており、会計年度末まで堅調な要求を期待している」とコメントしている。

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2004/apr04/04-22Q04-3EarningsPR.asp
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【4月5日】米Microsoftと米Sun、歴史的な和解により"敵"から提携関係へ(Internet)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/05/2666.html
【3月25日】欧州委員会、Microsoftに650億円の罰金とMedia Playerの分離を命令
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0325/ms.htm

(2004年4月23日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]