2003年の世界半導体市場は14%のプラス成長、ガートナー調査 ~Intelが12年連続の首位
3月24日発表
ガートナージャパン株式会社のデータクエスト部門は24日、2003年の世界半導体市場シェア調査結果(確定値)を発表した。2003年の売上高は1,775億ドルで、前年比14%のプラス成長となった。
プラス成長の主な要因は、携帯電話などの無線機器、デジタルカメラなどのデジタル民生機器の分野が、NAND型フラッシュメモリやイメージセンサー市場の伸びを牽引したとしている。
メーカー別に見ると、Intelは主力製品のCPUが堅調で、前年比14.4%のプラス成長を記録。12年連続でトップを維持している。
2位のSamsungは、主力製品をDRAMから単価の安定したフラッシュメモリへシフトしたことが売り上げを伸ばした。3位に日立製作所と三菱電機の合弁会社ルネサス・テクノロジが初登場した。
データクエストでは、2004年はPCや通信機器の需要が改善され、成長率は20~30%になると予測している。
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2003年世界半導体メーカーランキングトップ10 出典:ガートナーデータクエスト 2004年3月、確定値 |
□ガートナージャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース(doc)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20040324-01.doc
□関連記事
【2003年12月5日】2003年半導体市場は11.8%増、ガートナー調査
~フラッシュメモリ/CCD/CMOSセンサなどが成長
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1205/gartner.htm
(2004年3月24日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]
PC Watch編集部
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