3月8日(現地時間)発表

　蘭Royal Philips Electronicsは8日(現地時間)、最大16倍速記録が可能なDVD+Rドライブの半導体ソリューション「ネクスペリアDVDデータレコーダ・リファレンスデザイン」を発表した。

　DVD+Rメディアへの16倍速書き込みを可能にするリファレンスデザインで、5分以内で1枚のメディアへ書き込み可能という。片面2層タイプのDVD+Rメディアへの記録にも対応し、対応メディアへは1層タイプの2倍近い8.5GBのデータ記録が可能になる。

　リファレンスデザインには、コーデック内蔵の「Philips Nexperia PNX7860E」プロセッサや各種コントローラなどのほか、ビームシェーパー技術を採用した16倍速向け低出力レーザーピックアップも含まれる。同社では2004年前半に量産出荷を開始する予定。

□フィリップスのホームページ
http://jp.semiconductors.philips.com/
□ニュースリリース(英文)
http://jp.semiconductors.philips.com/news/content/file_1048.html
□関連記事
【2003年10月6日】Philipsと三菱化学メディア、DVD+Rの2層記録技術を開発(AV)
－8.5GB記録が可能。年内に規格化し、2004年中に製品投入
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031006/dvdplus.htm

(2004年3月11日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]