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アルプス、記録密度120Gbit/平方インチのHDD用薄膜ヘッド

3月9日 発表



 アルプス電気株式会社は9日、記録密度120Gbit/平方インチを実現したHDD用GMR(Giant Magnetic Resistive:巨大磁気抵抗)薄膜ヘッド「HRGHLシリーズ」を開発したと発表した。2004年末よりサンプル出荷、2005年初頭より量産出荷を開始する。

 3.5/2.5/1.8/1インチHDD向けの高記録密度ヘッド。素子膜面に対して水平に電流を流すCIP-GMR再生方式の改良、GMR積層部の膜厚・材料組成の最適化などにより再生ヘッドの再生出力を向上。また、データを垂直方向に記録する垂直記録方式の採用により、記録ヘッドの記録密度を高めた。同社従来品の記録密度は90Gbit/平方インチ。

 このほか同社では、ヘッド自体の小型化や、素子膜面に対して垂直に電流を流すCPP-GMR再生方式の開発などを進めており、5月に開催される同社プライベートショーで技術展示を行なう。

□アルプス電気のホームページ
http://www.alps.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.alps.co.jp/j/press/new2004/0309_j.htm

(2004年3月9日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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