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Intel、1GHz超の周波数を実現するシリコン光素子2月12日(現地時間)発売 米Intelは12日(現地時間)、1GHz超の周波数を実現するシリコンベースの光変調器の製造に成功したと発表した。 同社が開発したのは、光線の位相シフトを発生させるシリコン状の素子。光線がシリコンを通過する際に、光線を2つに分割し、一方に電荷をかけることで位相シフトが発生。2つの光線を再合成した際のそれぞれの位相のずれからON/OFFを行なう。 このON/OFFの速度は1GHz以上で、従来のシリコンより50倍高速。さらに、異なった色の光を用いることで、単一の光通信リンク上で、複数のデータチャネルを同時に扱えるようになり、将来的には10GHz以上に拡張できるという。また、光ファイバケーブルは、銅線で問題となる、電磁気の干渉などの影響を受けないというメリットも併せ持つ。 現在の光素子の量産には複雑な製造手法を要する希少な素材が用いられているが、安価なシリコンベースの光変調器の開発により、PC内への組み込みが可能となり、チップ間接続の大幅な速度向上が期待できる。 □Intelのホームページ(英文) (2004年2月13日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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