Finecam M400R

3月下旬 発売

標準価格：オープンプライス

連絡先：お客様相談室
　　　　　Tel.0077-78-0500

Finecam M400R背面

　京セラ株式会社は、光学10倍ズームレンズを搭載した400万画素機「Finecam M400R」と「Finecam M410R」を発売する。

　光学10倍ズームレンズと、連写性能に優れた画像処理エンジン「RTUNE」を搭載する。発売は3月下旬。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はM400Rが5万円前後、M410Rは5万5千円前後の見込み。

　M400RとM410Rの違いは、M400Rの本体色がシルバーで沈胴式レンズを搭載するのに対し、M410Rは本体色がブラックで、レンズ枠を延長してレンズ固定とした。M400Rは収納時のコンパクトさを、M410Rではレンズ伸縮時間を短縮し、即写性を優先している。また、M410Rは、アダプターリングを介してフィルタやレンズコンバーターを装着できる。

Finecam M410R

　転送速度10MB/sec以上の記録媒体を使用した場合、連写性能は秒間3.3コマ。1コマごとに合焦するAF連写では秒間2コマ。いずれもメモリカードいっぱいまでの連写が可能。

　撮像素子は有効400万画素の1/2.7インチ原色フィルタ付きCCD。記録解像度は2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。640×480/320×240ピクセル、15/30ftpでメモリカード容量いっぱいまでの音声付動画撮影にも対応する。記録形式はAVI。

　レンズは6群6枚で構成されるKyoceraズームレンズ。35mmフィルム換算の焦点距離は37～370mm、開放F値はF2.8～F3.1。撮影可能距離は広角端でレンズ前約60cm～無限遠、望遠端でレンズ前200cmから無限遠。マクロモードでは、広角端でレンズ前約10～60cm、望遠端でレンズ前90～200cm。

　PCとの接続はUSB 2.0。同社製デジタルカメラとしては初めて、ダイレクトプリント規格PictBridgeに対応する。記録媒体はSDメモリーカード/MMC。液晶ビューファインダーと1.5型低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを搭載。光学ファインダーは搭載しない。このほか、内蔵フラッシュを搭載する。

　電源は単3電池×4で、アルカリ電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池を使用可能。撮影可能枚数(CIPA準拠)はアルカリで約100枚。

　本体サイズと電池/記録媒体を含まない重量は、M400Rが107×64.5×73mm(幅×奥行き×高さ)/約290g、M410Rが107×86.5×73mm(幅×奥行き×高さ)/約310g。

□京セラのホームページ
http://www.kyocera.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2004/0105.html

(2004年2月12日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]