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インターリンク、世界最小のポインティングデバイス「MicroNav」
2月9日開催 インターリンク株式会社は9日、ポインティングデバイス「MicroNav」の報道関係者向け説明会を行なった。同社では世界最小のポインティングデバイスとしている。 説明会には、Interlink Electoronics 副社長 営業販売部 電子トランザクション及びスペシャルティ市場担当のロドニー・ベスリング氏、同コーポレートコミュニケーション担当部長 キース・ロバーツ氏、インターリンク株式会社代表取締役 森 多美雄氏らが出席し、製品説明を実施した。
MicroNavは、米Interlink Electoronicsが特許を擁するFSR(Force Sensing Resistor:感圧抵抗体素子)を利用したOEM向けポインティングデバイス。櫛形電極を利用した感圧入力型デバイスで、可動部分が無く耐久性に優れる。寿命は、リモコンなどで利用されるカーボンスイッチが200万回前後なのに比べ、約1,000万回の使用に耐えるという。 指で押し込むことで、360度全方位への操作が可能。センサー部のサイズが9.9×9.9×1.4mm(幅×奥行き×高さ)と小型なことから、ノートPCだけでなく、携帯電話やPDAなどへの採用が見込まれているという。価格は数百万個のオーダーで1個あたり約1ドル。すでに出荷は開始されており、国内でも大手通信業者からのアプローチを受けているという。
質疑応答では、カーボンスイッチの10倍近い単価について指摘されたが、「機能が数段異なり、需要はある。携帯電話でゲームをプレイするような、360度の操作性が必要な場合だけでなく、MP3ファイルのリストを素早く閲覧するなど、加速センサーを有効に使って操作性を向上することもでき、用途は多い」などと説明した。 □インターリンクのホームページ (2004年2月9日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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