■多和田新也のニューアイテム診断室■ ようやく登場した新Pentium 4「Prescott」【追加編】 ～Pentium 4 Extreme Edition 3.40GHzを緊急テスト

●Pentium 4 Extreme Edition 3.40GHzを緊急テスト

　本稿掲載直前になって、急遽「Pentium 4 Extreme Edition 3.40GHz」を入手することができた。

　Pentium 4 Extreme Editionは、3.20GHz版の登場時にも話題になったように、0.13μmプロセスの「Gallatin」コアをベースとしたCPUだ。最大の特徴は2MBのL3キャッシュを搭載する点で、実際に笠原氏が行った3.20GHz版のベンチマークでは、同クロックの「Northwood」コアPentium 4を上回る性能を発揮している。

　秋葉原では、すでにNorthwoodコアのPentium4 3.40GHzが発売になってはいるが、それを上回るパフォーマンスも期待できる。しかし現時点では、3.40GHzの製品について本製品しか入手できていないため、今回は参考ということでベンチマーク結果のみ紹介する。

Pentium4 Extreme Edition 3.40GHz(Engineering Sample品)	Pentium4 Extreme Edition 3.40GHzの裏面	Pentium4 Extreme Edition 3.40GHzを、CrystalCPUIDを用いてチェックした画面

●クロック通りのスコアをマーク

　ベンチマーク結果は、実クロックが高く2MBのL3キャッシュを搭載するスペックが活きているのか、高い成績を出している。なお本製品については、「Prescott」コアの3.40E GHzなどを含めたテスト環境が整い次第、改めてレポートをお届けすることにしたい。

【グラフ16】CPU&メモリ性能	【グラフ17】アプリケーション性能
【グラフ18】3D性能

□関連記事
【2月3日】【多和田】ようやく登場した新Pentium 4「Prescott」(解説編)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0203/tawada09.htm
【2月3日】【多和田】ようやく登場した新Pentium 4「Prescott」(ベンチマーク編)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0203/tawada10.htm
【2003年9月24日】【Hothot】Athlon 64 FX-51 vs Pentium 4 Extreme Edition
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0924/hotrev229.htm

□バックナンバー

(2004年2月3日)

[Text by 多和田新也]