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ソフマップ、3月に名古屋駅前に出店
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3月 オープン
株式会社ソフマップは、3月中旬にも、名古屋駅太閤通口に新店舗をオープンする。
太閤通口には、昨年11月にビックカメラが進出しており、新たな人の流れを形成しつつある。ソフマップの今回の出店が、パソコンユーザーの太閤通口への人の流れを加速することになるかもしれない。
ソフマップが出店する場所は、名古屋駅構内の「エキワン」と呼ばれるスペース。エキワンは、JR東海の子会社である名古屋ステーション開発株式会社が運営している名古屋駅構内のショッピングエリアで、ファッションワン、グルメワン、スイートワン、デイリーワンなど6つのエリアで構成されている。
ソフマップの出店予定地は、レジャーワンとは呼ばれる場所で、新幹線ホーム側となる太閤通口の南側スペース。
レジャーワンは、昨年12月28日で一時的にゾーンを閉鎖し改装中。旧レジャーワン内に出店していた店舗は、ファッションワン内に移転し営業している。
ソフマップの出店は、新生レジャーワンの目玉店舗となり、同駅初の駅直結型の大型パソコン専門店の誕生となる。ソフマップの東海地区でのハードウェア販売を含む本格的店舗はこれが初めてとなる。
ソフマップ側では、現時点では店舗の具体的な構成や告知戦略、マーケティング戦略などは明らかにしていないが、秋葉原型の店舗形態でいくのか、有楽町型の店舗構成でいくのか、市場参入の手法が注目されるところだ。
先に名古屋駅太閤通口前に出店したビックカメラは、東京地区のようにポイント制のメリットを前面に打ち出すよりも、比較的価格戦略を前面に打ち出した展開を進めているのが特徴。有楽町、池袋のように圧倒的な集客力を発揮しているわけではないが、名古屋市場に徐々に浸透しつつある。
これに加えて、ソフマップが同じエリアに本格進出することで、このエリアが、パソコン専門店が数多く出店している大須電気街とは異なる形で、ITユーザーを獲得する影響力の大きいエリアに発展する可能性もある。
ソフマップは、大阪梅田でも、ヨドバシカメラの出店に先行する形で、近隣となるJR大阪駅ガード下に出店し、ひとつの商圏を形成した経緯がある。東京・有楽町でも、ビックカメラとともに、パソコンユーザーを獲得する新たなエリアを形成しているともいえよう。
今回の名古屋駅構内への出店も同様に、パソコンユーザーを対象とした新たなエリア形成が見込まれており、大須対名古屋駅前の構図がさらに鮮明となりそうだ。
新幹線ホームの下に約800坪の売り場面積となる | 出口付近には3月末オープンの告知が貼られているが、早まる可能性が高い | 地図でいうと、左上の切れた部分になる。グレーのシールが貼られているあたり |
□ソフマップのホームページ
(2月2日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.sofmap.com/
□エキワンのホームページ
(2月2日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.eki-one.com/pc/html/
□関連記事
【2003年11月7日】本日オープン、ビックカメラ名古屋駅西店現地レポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1107/bic.htm
(2004年2月1日)
[Reported by 大河原克行]
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