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ソニー、周辺回路を一体化した「システムオングラス」液晶

1月受注開始

サンプル価格:12,000~18,000円



同社従来品(右)との比較。黄色い四角で囲まれた部分にある周辺回路が、液晶パネルに一体化された

 ソニーは、液晶パネルに周辺回路を一体化した携帯電話向け「システムオングラス」液晶パネルを、1月より受注開始する。

 QVGA(240×320ドット)表示可能な2.3型の「ACX522」と、SlimQVGA(208×320ドット)表示可能な2.9型の「ACX525」が用意される。サンプル価格はACX522が12,000円、ACX525が18,000円。

 低温ポリシリコンTFT液晶パネルのガラス基板上に、ドライバや入出力回路、電源回路を一体形成し、単一電源で駆動可能とした。部品点数と組立て工数が削減されることで、製品の小型軽量化や信頼性向上が可能になった。

 周辺回路を一体化した液晶パネルは、株式会社シャープが「システム液晶」として、2002年に量産を開始しており、携帯電話以外にもPDAやデジタルカメラでの採用実績がある。

【お詫びと訂正】写真説明で、従来品と新製品の説明が逆になっておりました。お詫びして訂正させていただきます。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200401/04-004/index.html
□関連記事
【2002年4月24日】シャープ、ドライバICなどをパネルに一体化した「システム液晶」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0424/sharp.htm

(2004年1月21日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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