International CES 2004

CES前夜祭「Digital Experience」レポート
〜OQOのスモールPCや、ニコンの未発表デジカメなど


OQOのUltra Personal Computer

会場:Las Vegas Convention Centerなど

1月7日(現地時間) 開催



 2004 International CESの前夜祭となる報道関係者向けイベント「Digital Experience」が会場近くのホテルで開催された。これは、CESに登場する主な新製品をダイジェストで紹介するもの。

 日本未発表のデジタルカメラや超小型PCなど、PCユーザーにも興味深い製品を中心にレポートする。

●OQOの超小型PCがリファインされて登場

 会場にはメーカーごとの小さなブースが出展されているが、Transmetaのブースにひときわ目を引く超小型PCが展示されていた。2002年のWinHECで公開されて話題を呼んだ「OQO Ultra Personal Computer」の発展機だ。

 重さ14オンス(約397g)ながら、Crusoe 1GHzを搭載し、Windows XPが動作する超小型PC。2002年に公開されたものとの大きな違いは、小型の親指タイプキーボードが搭載されたこと。またディスプレイが、5型で800×480ドット(Wide VGA)表示が可能な液晶に変更されている。

 このUltra personal comuterについては、追ってレポートを予定している。

キーボード右の黒い丸がポインティングデバイス。左の上下2つのボタンがクリックボタン インターフェイスはUSBとドッキングケーブル用コネクタのみ。左の3つはすべてドッキングケーブル用コネクタ ドッキングケーブルを取り付けたところ。ケーブル端にはD-Sub 15ピンがあり、ケーブルの途中の膨らんだ部分にシリアルポートなどのコネクタが取り付けられている

□ニュースリリース(英文)
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl
?ACCT=SVBIZINK5.story&STORY=/www/story/01-08-2004/0002085332
&EDATE=THU+Jan+08+2004,+12:01+AM

□関連記事
【2002年4月17日】250gのCrusoe搭載Windows XP機を展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0417/winhec1.htm

●基調講演で披露されたPortable Media Centerを、Intelが出品

 Digital Experienceに先立って行なわれたMicrosoftのビル・ゲイツ会長兼CSAの基調講演にも登場した、CreativeのPortable Media Center搭載機が、Intelブースに展示されていた。

 同機がIntelのXScale 400MHzを搭載してるため、Intelブースに展示されたのだが、iRiverやSamsungのPortable Media Center搭載機もいっしょに展示されていた。Portable Media CenterはWindows CE.NETをベースとしたソフトウェアなので、XScaleなどのARMベースのCPUを搭載した製品がデファクトスタンダードとなるものと見られる。

左からCreative、iRiver、SamsungのPortable Media Center。どれも緑色のStartボタンと十字キーなどを備える
東芝(左)とMSIのホームサーバー

 またIntelブースには、Celeron 733MHzとIntelチップセットを搭載した東芝とMSIのホームサーバーも展示されていた。



●ViewSonicとGatewayのTablet PC

 Microsoftは複数のブースを占め、組み込み製品やPDA、家庭向けソフトウェアを中心に展示する中で、Tablet PCにもブースを1つ割いている。

 展示されていたのはViewSonicとGatewayのいずれもコンバーチブルタイプの製品。また、富士通の製品を使って、今年リリースが予定されているWindows XP Tablet PC Edition 2004」のデモが行なわれた。

ViewSonic(左)とGatewayのTablet PC

●ニコンの新COOLPIXはSDカード採用

 ニコンは未発表のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX 2200」と「同 3200」を出品。COOLPIX 2100と3100の後継機で、記録媒体がCFからSDメモリーカードと内蔵メモリ(14.5MB)に変更されている。

 同社は12月に発表したCOOLPIX 3700でもSDメモリーカードを採用しており、今後はCFからSDカードへの移行が進む模様。

 このほかはボタン類の配置が変更された程度で、大きなグリップのついた外観や撮像素子等に変更はない。2月から発売するとしている。

□関連記事
【2003年12月3日】ニコン、スタイリッシュコンパクトデジカメ「COOLPIX3700」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1203/nikon2.htm
【2003年2月18日】ニコン、エントリー向け320万画素機と200万画素機
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0218/nikon2.htm

SDカードを採用したCOOLPIX 2200と3200

●オリンパスとペンタックスは日本未発表の機種

 オリンパスには「C-5000 Zoom」という日本未発表機種があった。日本でも発表されているC-5060 Wide Zoomの廉価版と位置づけられる機種で、C-5060が35mmフィルム換算で27〜110mmの広角光学4倍ズームレンズを搭載するのに対し、C-5000は38〜114mmの光学3倍ズームとなっている。

 また、C-5060で特徴的な、上方へ開くフリーアングル液晶ディスプレイは、C-5000では廃止されている。

 筐体はC-5060と同じようなフォルムだが、内蔵ストロボなどの配置が異なり、本体色もC-5060の黒に対して銀になっている。

□製品情報(英文)
http://www.olympusamerica.com/cpg_section/cpg_product_lobbypage.asp
?l=1&p=16&bc=2&product=934&DCMP=homec5000

□関連記事
【2003年10月7日】オリンパス、27mmからの広角光学4倍ズーム搭載「C-5060」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1007/olympus1.htm

C-5000 Zooom

 ペンタックスは*ist Dなどとともに、やはり日本未発表の「Optio 33WR」を出品。すでに、米国では2003年の10月から出荷されている。

 前方からはほぼ正方形に見えるシンプルなデザインで、安価なデジタルカメラのようにも見えるが、型番の「WR」が示すとおり、JIS 7級の防水(Water Resistant)機能を備える。

 有効320万画素のCCD、35mmフィルム換算で37〜104mmの光学ズームレンズ、SDカードスロットを備える。

Optio 33WR


Gatewayブランドのデジタルカメラ Lexar Mediaのシリコンオーディオプレーヤー。フラッシュメモリ(下部の赤いの部分)が本体から外れて、USBストレージとなる

□2004 International CESのホームページ(英文)
http://www.cesweb.org/
□関連記事
【1月8日】デジタル機器の総合展示会「International CES」、8日開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0107/ces01.htm

(2004年1月8日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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