[an error occurred while processing the directive] |
2003年上期、日本のPDA出荷台数は21.3%減
|
OS別シェア |
ベンダー別シェアは、ソニーが28%、カシオが20%、シャープが18%、NTTドコモが12%、東芝が7%、その他が15%。ソニーは個人向け、カシオは法人向けを中心とした戦略をとっており、個人市場ではソニーが、法人市場ではカシオがそれぞれトップシェアを占める。シャープはLinux OSが「着実に根付きはじめ」ているとし、個人、法人それぞれで2位となっている。
メーカー別シェア |
●コンバーチブル型PDAが大躍進
形状別シェアは、シャープのSL-Cシリーズや、ソニーのPEG-UX50のような、タブレット型とキーボード型を融合させた「コンバーチブル型」が、2002年上半期の8%から、2003年上半期には24%と大幅に躍進している。
なお、タブレット型は80.3%から70.4%に、キーボード型は11.7%から5.6%にと、いずれも2003年は前年比でシェアを落としている。依然としてタブレット型が中心だが、コンバーチブル型の伸びは注目に値する。
●2004年には底入れ?
2003年後半も法人・個人ともに引き続き「厳しい」としており、通年で50万台、前年比約27%減を見込む。
2004年は、法人における評価期間の終了と、本格導入の開始、ソニーやシャープの法人市場参加、特定用途の入れ替え需要の増加、個人市場の底入れにより、プラス成長転換を見込む。
□ガートナージャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20031225-01.pdf
(2003年12月25日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
|