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ルネサス、システムBIOSを格納可能なキーボードコントローラ

12月24日 発表



 株式会社ルネサステクノロジは24日、1MBのフラッシュメモリを内蔵したキーボード制御用コントローラ「H8S/2114F」を開発したと発表した。2004年2月よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1,800円。

 16bit CPU「H8S/2000」を内蔵したノートPC向けのキーボード制御コントローラ。0.18μmプロセスを採用し、従来品で128KBだった内蔵フラッシュメモリ容量を1MBに拡大。これにより、システムBIOSを同コントローラ内に格納できるようになった。

 同コントローラはLPCインターフェイスを通じてチップセットと接続可能で、チップセットからコントローラ内のシステムBIOSの書き換えが可能。これにより、同社では、従来のBIOS ROMなどを撤廃し、部品コストの削減を図れるとしている。

□ルネサステクノロジのホームページ
http://www.renesas.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.renesas.com/jpn/news/2003/1224/index.html

(2003年12月24日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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