12月24日発表

　エプソンダイレクト株式会社は24日、同社製PCで1～8倍速対応DVD+Rメディアを使用した際に、不具合が発生すると発表した。

　またソニーは、同社製DVD±RWドライブ「DW-U50A」搭載機で1～4倍速対応DVD+RWメディアを使用するための、ファームウェアを公開した。

●エプソンダイレクトは1～8倍速対応+Rメディアで不具合

　エプソンダイレクトは、DVD+RW/+Rドライブ「RW5124A」、「RW8160A」を搭載した同社製PCで1～8倍速対応DVD+Rメディアを使用すると、「書き込めない」、「書き込んだデータを読み出せない」、「他のドライブで書き込んだメディアに追記すると、書き込まれていたデータも読み出せなくなる」などの不具合が発生すると発表した。

　ファームウェアの更新で対応するが、ファームウェアは2004年1月下旬に提供される予定。

　告知ページで対象機種のリストと、ドライブの型番を確認する方法を掲載しているほか、ファームウェアが更新されるまでは、1～8倍速対応DVD+Rメディアを使わないよう、呼びかけている。

□エプソンダイレクトのホームページ
http://www.epsondirect.co.jp/
□告知のページ
http://www.epsondirect.co.jp/support/dvd01/dvd02.asp?rno=&dno=&ccount=&ctotal=

●ソニーは1～4倍速対応+RWメディア用ファームウェアを公開

　ソニーは、同社製DVD±RWドライブ「DW-U50A」を搭載したバイオGR、FRなど用に、不具合を修正したファームウェアを公開した。変更点は、「1～4倍速対応DVD+RWメディアへの書込み性能の改善」で、1～4倍速対応DVD+RWメディアを使用する際にはファームウェアの更新が必要としている。

　告知ページで対象機種、動作確認メディアなどを掲載している。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□告知のページ
http://www.ittrc.sony.co.jp/iforu/hotnews/2003/12/002/index.html

(2003年12月24日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]