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ビジュアルテクノロジー、80万円の高級Media Center Edition搭載PC10月15日発売 標準価格:158,000~798,000円 連絡先:営業本部
●オーディオ機能に特化したハイエンドモデル「VT-100」
上位モデル「VT-100」は、オーディオ機能に特化したハイエンドモデル。高級オーディオ機器のようなデザインの8mm厚アルミ製ボディを採用した。価格は798,000円で、Web直販およびPC量販店のほかオーディオ専門店でのカスタマイズモデルも用意される。 ファンレス仕様の電源やビデオカードのほか、低回転(1,700rpm)/大口径の9cm CPUファンを装備するなど静音化に力を入れている。 専用のD/Aコンバータを搭載したサウンドカードを内蔵し、192kHz/24bitでの録音/再生が行なえる。また光デジタル入出力や同軸出力、5.1ch対応アナログ出力、ハードウェアMPEG-2エンコーダ内蔵TVチューナカードなどを装備する。また、ノイズ低減のために専用の電源ケーブルが用意される。 本体前面のパネル部分に赤外線受光部を備え、付属のワイヤレスマウス/キーボード、リモコンが利用できる。今後は、パネル部に液晶パネルを装備し、再生中の曲目などを表示することも検討しているという。 CPUにPentium 4 2.60C GHz、メモリ1,024MB、HDD 250GB(流体軸受け)、DVD+RWドライブを搭載する。USB接続の外付けFDDも付属する。チップセットはIntel 865PEで、ビデオカードはRADEON 9600(256MB)を内蔵する。
インターフェイスは、Gigabit Ethernet、USB 2.0×6(前面2/背面4)、D-Sub15ピン、DVI-D、Sビデオ出力、パラレルポート、シリアルポートなどを備える。本体サイズは433×446×158mm(幅×奥行き×高さ)、重量は30kg程度。
●エントリーモデル「VT-50」
エントリーモデルとして「VT-50 スタンダードモデル」が用意される。価格は168,000円。 microATXケースを採用し、本体色はホワイト。CPUにAthlon XP 2000+、メモリ256MB、HDD 80GB、DVD-ROMドライブ、FDDを搭載する。チップセットはVIA KM266A/VT8235で、ビデオカードはRADEON 9200SE(128MB)を内蔵する。 VT-100と同様にハードウェアMPEG-2エンコーダ内蔵TVチューナカードを内蔵し、TV視聴/録画が行なえる。光デジタル入出力や同軸出力、アナログ5.1ch出力を装備するが、192kHzでの再生/録音は行なえない。 インターフェイスは、Ethernet、USB 2.0×6(前面2/背面4)、D-Sub15ピン、Sビデオ出力、パラレルポート、シリアルポートなどを備える。本体サイズは137×385×357mm(幅×奥行き×高さ)。
また、スタンダードモデルから光デジタル入力と同軸出力を省いた「ベーシックモデル」も用意される。価格は158,000円。
●「家電はPCに吸収される」と西 和彦氏
「Media Center Editionは、PCが初めて家電になれる画期的なOS。なぜ国内の(Media Center Editionの)発表会にビル・ゲイツが来ないのか。Media Center Editionはゲイツ氏が来日に価するエポックメイキングなこと。PCがリビングに設置され“家電”として扱われようとしている」と、Media Center Editionに対する見解を述べた。 また、PCのワープロ機能が向上し、ワープロ専用機が市場から消えていったことを例に挙げ、今後は家電がPCに吸収されていくことを予測。「最初のターゲットはHDDレコーダだろう」と示唆した。 「オーディオ機能に特化し、ハイエンドオーディオ機器として販売できるPCは今まで存在しなかった。今後も、Media Center Editionの機能を用いて、さらにオーディオに特化したモデルを提供していく」とした。
なお年内の販売台数は、VT-100が月間10~100台、VT-50が月間100~1,000台を目指すとしている。
□ビジュアルテクノロジーのホームページ (2003年10月15日) [Reported by yosida-s@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
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