10月9日 発表

　エルピーダメモリ株式会社は、533MHzで動作する1Gbit DDR2 SDRAMの開発に成功したと発表した。同社では世界初としている。

　プロセスルールは0.10μm、広島エルピーダメモリ株式会社の300mmライン「E300」で製造される。サンプル出荷は11月に、量産出荷は2004年初頭から開始する予定。

　なお、今回のSDRAMはDDRとDDR2を同一チップに集積しており、メタルオプションで切替可能となっている。これにより、需要の動向に応じて、同一ウェアで、最終製品を作り分けることができる。

　今後は、この1Gbit DDR2 SDRAMチップを搭載した製品として、サーバー用の4GB レジスタードDIMM、デスクトップ用の2GB アンバッファードDIMM、ノート用の2GB SO-DIMMなどのモジュールを展開する。

　また、今回開発した技術を512M/256Mbit品にフィードバックし、DDR2-667などの高性能品の強化を行なうとしている。

□エルピーダメモリのホームページ
http://www.elpida.com/ja/
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2003/10-09.html

(2003年10月9日)

[Reported by date@impress.co.jp]