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ウィルス対策ソフト好調で、PCソフトウェア市場回復の兆し

10月6日 公開


 社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)は、2002年度(2002年4月~2003年3月)のパソコン用パッケージソフトウェアの国内出荷額をまとめた。

 それによれば、2002年度の出荷額は7,252億円にのぼり、前年度の7,101億円に対して2%増となった。これは、過去最高だった2000年度の7,285億円に近く、好業績といえる。

 PC本体の出荷額が低下を続けている一方で、パッケージソフトウェアが下げ止まった原因としては、ウイルス対策ソフトをはじめとするセキュリティ関連ソフトウェアの好調が挙げられている。

 各分野別の詳細については、公開されていないが、セキュリティ関連ソフトウェアは個人/法人向けとも好調で、市場回復の牽引役を果たしたとしている。一昨年の「Code Red」から、繰り返し発生しているウイルス騒動によって、セキュリティ関連ソフトウェア市場が拡大していることが伺える。

 2003年度の出荷額は対前年3%増の7,490億円を見込んでおり、引き続き市場の拡大が予想されている。

□JPSAのホームページ
(10月8日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.jpsa.or.jp/

(2003年10月8日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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