11月22日より順次発売

標準価格：オープンプライス

連絡先：お客様ご相談センター
　　　　　Tel.0120-878-365
　　　　　Tel.06-6907-1187

　松下電器産業株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX5/DMC-FX1」の2機種を11月22日より順次発売する。価格はオープンプライス。

　光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラとしては初めて、光学式の手ブレ補正機能を搭載する。これにより、室内や夜景ポートレートなどのスローシャッター時でも手ブレで失敗する危険が減るほか、フラッシュを使わない自然な描写が可能になるとしている。

　また、「自分撮りモード」を搭載。このモードでは、レンズを自分に向けて撮影する際に、合焦したことを前面のLEDが点灯して教えてくれる。このほか、縦横比16:9(1,920×1,080ピクセル)の、ハイビジョンTVでの再生に適した画像を撮影する「ハイビジョンモード」などを搭載する。

ジャイロセンサーで手ブレを検出する	DMC-FX5/FX1の手ブレ補正機構付きレンズユニット	スローシャッター時でも、フラッシュを焚いた時(写真左上)よりも自然な描写(写真右)が可能
手ブレ補正機構はマクロ撮影でも有効	自分撮りモードにダイヤルを合わせる(左)と、合焦時にレンズ上のLEDが点灯するようになる(右)

●有効400万画素の「DMC-FX5」

　「DMC-FX5」は原色フィルタ付き有効400万画素CCDを搭載する。11月22日から発売され、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。

　レンズは光学式手ブレ補正機構付き「DC VARIO-ELMARIT」。35mmフィルム換算の焦点距離は35～105mm、開放F値はF2.8～4.9。撮影可能距離は50cm～無限遠。マクロモード時は広角端で10cm、望遠端で30cm～無限遠となる。

　記録画素数は2,304×1,728/1,600×1,200/1,280×960/640×480/1,920×1,080ピクセル。記録形式はJPEG。秒間4コマで最大7コマまでの連写が可能なほか、320×240ピクセルで30fpsまたは10fpsの音声付動画を、記録媒体一杯まで撮影することもできる。ISO感度はオート/50/100/200を選択可能。

　光学式ファインダーのほか、1.5型(11.4万画素)低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを搭載。PCとの接続はUSB(マスストレージクラスとPTPに対応)。ダイレクトプリントはCIPAの「PictBridge」と、エプソンの「USB DIRECT-PRINT」に対応する。記録媒体用にSDカードスロット×1を搭載。SDメモリーカードのほか、MMCも使用できる。

　電源はリチウムイオンバッテリ。本体サイズは107.7×50.9×27.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約185g(バッテリ、記録媒体を含む)。本体材質は前後面がアルミ合金。色はユーロシルバー、ノルディックブルー、ボージョレーレッドの3色が用意される。

ユーロシルバー	ノルディックブルー	ボージョレーレッド

●有効320万画素の「DMC-FX1」

　「DMC-FX1」は原色フィルタ付き有効320万画素CCDを搭載する。11月28日から発売され、店頭予想価格は45,000円前後の見込み。

　記録画素数は2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480/1,920×1,080ピクセル。このほかの仕様は、ISO感度の選択肢がオート/50/100/200/400になり、連写が最大8枚となる以外はDMC-FX5とほぼ共通。

　本体色はシャンペンシルバー、アズーラブルー、スパニッシュレッド、カリビアンオレンジ、モンタナグリーンの5色が用意される。

シャンペンシルバー	アズーラブルー	スパニッシュレッド
モンタナグリーン	カリビアンオレンジ

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn031002-2/jn031002-2.html
□関連記事
【2002年10月10日】松下、320万画素/3倍ズームの小型デジカメ「DMC-F1」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1010/pana2.htm

(2003年10月2日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]