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三洋、静止画も同時に撮れるムービーデジカメ
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DMX-C1 (ディスプレイを折りたたんだ状態) |
11月7日発売
標準価格:75,000円
連絡先:お客様相談係
Tel.072-870-4184
三洋電機株式会社は、有効約320万画素のCCDと光学5.8倍ズームレンズを搭載したムービーデジタルカメラ「Xacti DMX-C1」を11月7日より発売する。価格は75,000円。
最大で2,048×1,536ピクセルの静止画像のほか、ISO 14496に準拠したMPEG-4動画をVGA、30fpsで撮影可能。1GBの記録媒体に1時間の動画を記録可能としている。
動画には48kHz、16bit、AAC形式のステレオ音声を付けることができ、音声のみを記録するボイスレコーダー機能も備える。さらに、動画撮影中に最大2,048×1,536ピクセルの静止画像を記録することも可能。
撮像素子は1/2.7インチの有効約320万画素CCD。動画撮影時もCCDの全画素である320万画素を使用して2,048×1,536ピクセルの画像を記録、画素を混合して1,024×512ピクセルの画像を生成、さらに縮小補間して640×480ピクセルの動画とする「4画素混合方式」を採用する。
記録画素数は静止画が2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。記録形式はJPEGで、DCF、DPOF、Exif 2.2に対応する。動画は640×480(30fps)/320×240(30fps)/320×240(15fps)/176×144(15fps)ピクセル。
レンズは非球面レンズ2枚3面を含む8群11枚で構成され、NDフィルターとオートフォーカスを装備する。焦点距離は35mmフィルム換算で38~220mm。開放F値はF3.5~3,7。撮影可能距離は広角端10cm/望遠端80cm~無限遠。マクロモードでは広角端で2~60cmでの撮影が可能。
光学ファインダーはなく、1.5型(約11万画素)の半透過型低温ポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイは本体左側面に取り付けられ、フリーアングルで稼動するほか、本体に折りたたんでおくことも可能。
PCとの接続はUSB 2.0フルスピード。SDカードスロット×1を備える。動画や静止画はバッファリングされず、SDメモリーカードに直接書き込まれる。ファイルシステムはFAT16で、2GBまでの記録媒体に対応する。
このほか、内蔵フラッシュ、ビデオ出力、モノラルスピーカーを装備。充電とデータ転送、ビデオ出力が可能なクレードルが付属するが、小型のアダプタを介することでDMX-C1単体での充電、データ転送、ビデオ出力も可能。
電源はリチウムイオン充電池。電源オフ以外にも、電力をほとんど消費しないスタンバイ状態が用意される。スタンバイ状態からは、液晶ディスプレイを開くだけで瞬時に撮影状態に移行できる。
本体サイズは69×34×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約174g(バッテリ、記録媒体を含む)。本体形状は片手で撮影可能ないわゆるガングリップタイプ。レンズとグリップは113度の角度で取り付けられ、手首に負担がかからないよう、配慮したとしている。
ムービー編集ソフトや画像管理ソフトのほか、動画の手ぶれを補正するソフト「Motion Director SE 1.0」などが付属する。
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0310news-j/1001-1.html
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(2003年10月1日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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