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エプソン、カラリオシリーズ発表会開催
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セイコーエプソン代表取締役副社長の丹羽憲夫氏 |
連絡先:カラリオインフォメーション
Tel.0570-004116
セイコーエプソンは、25日、都内のホテルで発表会を開催した。会場には代表取締役副社長の丹羽憲夫氏をはじめ、エプソン販売株式会社取締役社長の真道昌良氏が出席した。
●“低価格化”と“複合機”が市場の流れ
まず初めに壇上に立ったセイコーエプソン代表取締役副社長の丹羽憲夫氏は、現在のプリンタ市場について「市場の流れは2つ。“低価格化”と“複合機”だ」とコメント。特に複合機に関しては、「今やプリンタのうち、国内では17%、米国では42%が複合機になっている」とコメント。今回発表した6機種のラインナップ中でも、複合機に特に注力していることをアピールした。
また、写真画質のプリンタに関しても、「フォト市場を牽引しているのが日本市場だ」と述べ、デジカメ、スキャナ、携帯電話などさまざまな入力デバイスで画像をやりとりし、プリントできる総合環境「エプソンデジタルフォトリンク構想」の実現を目指すと語った。
このほか、「フォトを手軽によりいっそう楽しむためにソリューションやソフトウェアを揃えていく」、「エプソン=フォト、フォト=エプソン、といわれるように目指している」などと語り、今後も「写真画質」にこだわっていくとアピールした。
エプソンデジタルフォトリンク構想 | HOME DPE市場は日本が牽引 |
●ミニマムで55%をちょうだいしようと考えている
エプソン販売株式会社取締役社長の真道昌良氏 |
続いて、販売戦略について語ったエプソン販売株式会社取締役社長の真道昌良氏によれば、年末商戦では市場全体で230万台の販売を見込んでいると明らかにした。今年の予想として、「高付加価値商品に需要が戻ってくるのではないか。ここ数年は平均単価の下落が続いていたが、歯止めがかかるだろう」とした。
このほか、「PCセントリックなプリンタの使い道は十分認知されている。ホームユースに力を入れたい」、「プリンタマーケットの1/4を複合機が占めるだろうと考えている」、「複合機、カードダイレクトプリント対応機がシェアを伸ばす」などと語り、主力がパソコンを経由しないでも利用できる複合機やメモリカードスロット搭載機にシフトしつつあることを示唆した。
今年のモデルの発表により「昨年は達成できなかったが、今年のモデルには自信がある。ミニマムでシェア55%をちょうだいしようと考えている」と宣言。
PR戦略に関しては、「写真が色が変わるのが悲しい、切ないというユーザーアンケートが多くあった」ことから、新製品から導入された耐光性80年、耐ガス性30年と保存性を高めた新インクを「つよインク」と名付け、保存性をアピールしていく方針だ。
複合機「PM-A850」の使い方をイッセー尾形が解説するビデオテープの配布や、ダイレクトプリント対応機「PM-D750」とデジカメをセットで購入したユーザーを対象に5,000円返金するキャッシュバックキャンペーンが実施される予定。
年末商戦予想 | 著しく伸びる複合機 |
シェア55%獲得を宣言 | PersonalからFamilyへとターゲットを移す |
●松浦亜弥が登場。「年賀状はここ2,3年書いてないんです……」
その後、新製品のイメージキャラクターに起用された松浦亜弥が登場した。「プリンタは頂いたんですが、機械音痴なものでまだ使ってないんです」と告白。年賀状について質問を受けると、「年賀状はここ2,3年書いてないんです。でも今年はプリンタもあるし、やってみようかな」と笑顔を見せた。
コマーシャルフィルムは、松浦亜弥が、娘(あやや)、父(ぱやや)、母(まやや)、祖母(ばやや)の一人四役をこなし、家族でフォトプリントを楽しむという内容で、10月11日からオンエアされる予定だ。
新製品のイメージキャラクターに起用された松浦亜弥 |
□セイコーエプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□エプソン販売のホームページ
http://www.i-love-epson.co.jp/
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/printer/inkjet/colorio/index.htm
(2003年9月25日)
[Reported by 伊藤大地]
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