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Microsoft、チルトホイールを搭載したワイヤレスマウス
〜内部構造付き現地レポート

新Wireless Optical Mouse

9月3日(現地時間)発表



 Microsoftは3日(現地時間)、米シアトルの本社で報道関係者向けに開催中のイベント「Innovation in a Wireless World」において、ワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードの新製品を発表した。

 新製品には、8月に発表された新機構「チルトホイール」が搭載されている。チルトホイールは、従来の前後方向のみに回転して上下方向のスクロール操作や拡大縮小操作を行なうホイールに対し、左右方向へ傾ける機構を追加し、左右へのスクロール操作を追加したもの。

●チルトホイール以外にも新機能を搭載したワイヤレスマウス

 発表されたマウスの新製品は、4ボタン+ホイールの「Wireless IntelliMouse Explorer」と、2ボタン+ホイールのワイヤレスマウス「Wireless Optical Mouse」。米国では9月末から順次出荷される。店頭予想価格はWireless IntelliMouse Explorerが54.95ドル、Wireless Optical Mouseが44.95ドル。対応OSはWindows 2000/XPおよび、Mac OS X 10.1〜10.2.x。

Wireless IntelliMouse Explorer。左からメタリックグレイ、プラチナ、メタリックブルー、レザーブラック
Wireless Optical Mouse。左からメタリックレッド、ペリウィンクル、ブルームーン、スチールブルー

 チルトホイールのほか、バッテリ寿命の延長、「Smart Receiver」機能の搭載、カラーバリエーションの強化などが主な変更点。電源は従来どおり単三乾電池×2だが、持続時間が従来の3カ月から6カ月へと大幅に伸びた。Smart Receiverは、電波の状況が悪くなり、マウスの反応が低下した場合に、Windows上で警告を表示する機能。

 カラーバリエーションは、Wireless IntelliMouse Explorerにメタリックグレイ、プラチナ、メタリックブルー、レザーブラックが、Wireless Optical Mouseにはメタリックレッド、ペリウィンクル、ブルームーン、スチールブルーの、各4種が用意される。Wireless IntelliMouse Explorerのレザーブラックは、マウス表面に合皮を貼り、皮シボ加工を施すことで皮のような感触としたモデル。価格は通常モデルより10ドル高い64.95ドルとなる。

Wireless Optical Mouseのチルトホイールの動作。ホイールの動作感から従来のような「カチカチ」を回る感じがなくなり、「するっ」と回ってしまうので戸惑う。が、デフォルトになった1行スクロールと組み合わせると、Internet Explorerなどでのスクロールがよりスムーズになったように感じられる
Wireless Optical Mouseの底面。センサーの位置が中央から端にオフセットされ、電池の位置が変わった。従来どおり2本の単三乾電池を搭載するが、消費電力が削減されたため、直列つなぎから並列つなぎになり、右端の写真のように1本だけでも動作するようになった
Wireless Optical Mouseの内部。2枚の基板が収められる
Wireless Optical Mouseの内部を底面側から見る。上部に見える金属線がアンテナ チルトホイールの左右の傾きは、クリックボタンやホイールのクリックと同様なスイッチで検出される(画面中央やや上よりの、ホイールユニットの向こうに見える黒く丸いスイッチ) こちらは受信機の内部

 チルトホイールなどの搭載に伴い、付属するソフトウェアはIntelliPoint 5.0にバージョンアップ。現状ではチルトホイールの左右スクロールを標準でサポートするOSが無いため、IntelliPoint 5.0のインストールが必須となる。また、ホイールによるスクロール動作のデフォルトは、従来の3行スクロールから1行スクロールになり、滑らかさが増した。

 無線の周波数は27MHz。65,000以上のIDの設定が可能となっている。受信部のインターフェイスはUSBとPS/2。

Wireless Optical Mouseのメタリックレッドはトランスルーセントな素材が使われているため、透けて見えるセンサーの光がアクセントになっている IntelliPoint 5.0。左右にホイールを傾ける動作はスクロールのみが可能で、他の機能を割り当てることができないが、今後のバージョンで実現される可能性もある

●チルトホイールを搭載したワイヤレスキーボード

Wireless Optical Desktop Elite

 ワイヤレスマウスと同時に、左端にチルトホイールを搭載したワイヤレスキーボードとWireless IntelliMouse Explorerのセット「Wireless Optical Desktop Elite」も発表された。店頭予想価格は104.95ドル。

 今回発表されたワイヤレスマウスと同様に、バッテリ持続時間が6カ月になり、「Smart Receiver」機能が搭載された。また、キートップが丸みのある形状に変更されたほか、従来のインターネットキーやマルチメディアキーに加え、ユーザーが機能を設定できる5つのホットキー「My Favorites Keys」が装備された。

 このほか、従来どおりのエルゴノミクスキーボードと新Wireless IntelliMouse Explorerのセット「Wireless Optical Desktop Pro」と、やはり従来どおりのストレートキーボードと新Wireless Optical Mouseのセット「Wireless Optical Desktop」も用意される。店頭予想価格は104.95ドルと84.95ドル。

●日本での発売は10月?

 今回発表されたのはすべてワイヤレス製品だが、有線のIntelliMouse Explorerも2004年1月に発売されるとしている。

 また、発表されたワイヤレス製品の日本での発売予定は10月の予定とされている。

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/sep03/09-03hardwarenewspinpr.asp
□関連記事
【8月25日】マイクロソフト、左右スクロールが可能な「チルトホイール」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0825/ms.htm

(2003年9月4日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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