9月2日 発表

ラオックスの旗艦店「ラオックス・ザ・コンピュータ館」

　ラオックス株式会社と株式会社ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)は2日、業務提携を発表した。

　ラオックスにおける中古PCの販売強化を主目的とし、PCデポの経営ノウハウの導入により既存店の活性化をめざす。

　具体的な提携内容はつぎのとおり。

1.ブロードバンド時代の本格化を視野に入れた業態開発、デジタル商品専門店の店舗開発に関する共同研究

2.ラオックスの秋葉原などにおける一部店舗において、PCデポの中古PC販売に関する経営ノウハウを移植

3.ラオックスの郊外小型店舗の一部のPCDEPOTへの転換。年度内をめどに2店舗程度の出店

　ラオックスは秋葉原を中心に64の直営店舗を持ちグループ全体で150店舗を展開する。PCデポは「PCDEPOT」、「iStation21」などの名称で直営23店舗、フランチャイズ8店舗を展開している。

　提携の背景には、新品PCの販売低迷や家庭用PCリサイクル制度の導入などにより、PC販売における中古買い取りと販売の比重が高まってきたことがある。秋葉原でも中古販売の比重は高まっており、この分野にノウハウを持ち業績を伸ばしているPCデポとの提携により、業績の改善を図る方向だ。

□ラオックスのホームページ
http://www.laox.co.jp/
□ニュースリリース(PDF形式)
http://www.laox.co.jp/laox/press2003/030902.pdf
□PCデポのホームページ
http://www.pcdepot.co.jp/
□ニュースリリース(PDF形式)
http://www.pcdepot.co.jp/company/ir/press/pdf/20030902teikei.pdf

(2003年9月3日)

[Reported by date@impress.co.jp]