8倍速記録対応DVD+Rディスク

2003年第4四半期 発売

標準価格：未定

　株式会社リコーは、8倍速記録に対応したDVD+Rメディアを2003年第4四半期に発売すると発表した。

　商品名は「8倍速対応DVD+Rディスク」で、価格は未定となっている。

　8倍速記録の実現により、DVDメディアの最大容量である4.7GBのデータの記録が計算上、8分以内で可能となる。

　記録速度は1倍速から8倍速まで対応可能で、従来のDVD+R対応ドライブでも使用できる。

　対応するドライブは発表されていないが、メディアとドライブが同時に発表されるのが通例となっているため、第4四半期には8倍速記録対応ドライブも登場すると予想される。

　8倍速記録を含む規格は7月18日に「DVD+R物理フォーマットVer.1.2」として策定済み。

　なお、プレクスターが9月中旬に発売を予定している8倍速記録対応ドライブは、メーカー指定した4倍速DVD+Rメディアを使用するもので、8倍速メディアにはファームウェアアップデートで対応の予定としている。

□リコーのホームページ
http://www.ricoh.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/cd-r_rw/8xdvd+r/
□関連記事
【7月23日】Philips、8倍速記録対応のDVD+R物理フォーマットVer.1.2を策定(AV)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030723/philips.htm
【7月10日】プレクスター、業界初の8倍速DVD+R対応DVD±R/RWドライブ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0710/plextor.htm

(2003年8月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]