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阿多氏、ソフトバンクBB入りを「孫社長の大義に共鳴した」と語る
7月28日 開催 マイクロソフト前社長の阿多親市氏は、8月25日付けでソフトバンクBBに入社することに関して、「孫正義社長の大義に共鳴した。非力だが、孫社長の会社でがんばりたい」などとコメントした。 これは同日、業界関係者有志160人が参加して行なわれた「阿多親市さんのマイクロソフト卒業を祝う会」で、挨拶にたった阿多氏自らが、突然、ソフトバンクBB入りを明らかにし、そのなかでコメントしたもの。 事務局側も、会が始まる直前までこの事実を知らず、卒業を祝う会が一転して、「入学を祝う会に変わった」(ソフトバンクBB 孫正義社長)という状況。
阿多氏は、「7月以降、多くの方から今後はどうするのかと聞かれてきた。自分自身、なにができるのか、なにがしたいのかを考えてきた。振り返ると、マイクロソフトの社長を務めた3年間は、e-japan計画のもと、日本をIT国家にし、国際競争力をあげるという志のなかでやってきた。今後もこのように大義のある仕事をしたいと考えてきた。そうしたなか、孫社長とお話しをさせていただき、大義に共鳴した。孫社長の会社でがんばりたい」と話した。 一方、孫社長は、「ソフトバンクBBは、史上最悪の決算となりながらも、日本をブロードバンド大国にすることに取り組んできた。だが、さらにそれを加速させるためには、ここでターボエンジンが必要。マイクロソフトの社長を辞めるという話を聞いてから、ぜひ一緒にやりたいと思っていた。阿多氏の加入は、百人力にも千人力にもなる」とお祝いの言葉を送った。 ソフトバンクBB常務取締役就任は8月25日からとなるため、阿多社長は、「8月24日までは、のんびり過ごしたい」としているが、もともと性格的にものんびりするのが嫌いなタイプであることは業界関係者の間では周知の通り。マイクロソフト社長退任からわずか2カ月での復帰は、ある種、阿多氏の性格を反映しているともいえるが、卒業を祝う会に参加した業界関係者の間からは、早いタイミングでの業界復帰を祝福する声が相次いでいた。 □ソフトバンクBBのホームページ (2003年7月28日) [Reported by 大河原克行]
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