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Samsung、世界最高速のモバイルプロセッサ
~ARMアーキテクチャで533MHz駆動

2003年第4四半期 量産出荷



 Samsung Electronicsは21日(現地時間)、ARMアーキテクチャの高速システムプロセッサ「S3C2440」を発表した。S3C2440の動作クロックは533/400/300MHzで、Samsungでは世界最高速のモバイルCPUとしている。現在サンプル出荷中で、量産出荷は2003年第4四半期の予定。

 コアはARM920Tで、アーキテクチャはV4Tにあたる。対応OSはWindows CE、Palm OS、Symbian、Linuxなど。プロセスは0.13μm、コア電圧は1.3V、パッケージは289ピンのFBGA。

 基本的な構成は同社のS3C2410をベースにしており、TFT/STN液晶、SD/MMC/SDIOカード、USBホストインターフェイス、タッチパネルインターフェイスなどが統合される。ブートアップ用のNANDフラッシュメモリを搭載し、外付けのNANDフラッシュメモリにも対応する。新たにデジタルカメラ機能に対応した。

□Samsungのホームページ(英文)
http://www.samsung.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.samsung.com/PressCenter/PressRelease/TelecommunicationNews/ TelecommunicationNews_20030721_0000007812.htm
□製品情報(英文)
http://www.samsung.com/Products/Semiconductor/News/SystemLSI/ category_SystemLSI_20030721_0000007669.htm

(2003年7月23日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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