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エッジ、「Lindows OS 4.0日本語版」の仕様を公開

代表取締役社長兼最高責任者 堀江貴文氏(左)と米Lindows.com CEO マイケル・ロバートソン氏(右)

7月22日 発表

 エッジ株式会社は22日、「Lindows OS 4.0日本語版」の仕様を公開した。8月29日より発売される。価格は、標準版が6,800円、機能の拡張されたPlus版が14,800円。

 Lindows OS 4.0は、LinuxをベースとしたOS。家庭内で使用する際は、1パッケージで複数のクライアントPCにインストールできる。同社では、2004年9月までに57万本の出荷を見込んでいる。

 「ブロードバンドOS」を謳っており、Mozillaを日本語化したタブブラウザ「Wazilla」や、POP3/IMAP対応のメーラソフトのほか、Yahoo!メッセンジャー/MSNメッセンジャー/ICQといった複数の異なるサービスのアカウントも同時に使用可能なインスタントメッセンジャー機能、アンチウィルスソフト「Virus Safe 体験版」などを備える。また有線LANのほか、IEEE 802.11b無線LANも標準でサポートする。

 最大の特徴として、インターネットを介してアプリケーションソフトを自由にダウンロード/インストール可能な「Click-N-Run」機能を搭載する。1,800以上の英語ソフト(7月現在)を収録したソフトウェアライブラリが用意される。また、日本語メニューが追加され、メールソフト「Sylpheed」などの日本語ソフトなどもダウンロードできる。

 また「Click-N-Run」の使用期間は1年で、継続して使用する際は年間9,800円のライセンス使用料が必要となる。なお、使用期間中にダウンロードしたソフトウェアは、使用期間を越えても継続して利用できる。

 日本語入力環境として「ATOK」や、株式会社タイプバンクの日本語フォントセットを搭載する。WordやExcelと互換性のあるOfficeソフト「StarSuite」を備えるほか、WMV/WMA/PDF形式などのファイルもサポートする。

 推奨動作環境として、動作クロック800MHz以上のCPU、メモリ128MB以上、SVGA(800×600ドット)以上の解像度を出力できるビデオカードなどを挙げている。他OSとのデュアルブート機能に対応し、USB 2.0もサポートする。

英語版パッケージ デスクトップ画面とブラウザ

□エッジのホームページ
http://www.edge.jp/
□製品情報
http://edge.jp/lindows/
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【7月8日】エッジ、Lindows OS 4.0日本語版のβテスター募集を開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0708/edge.htm

(2003年7月22日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]


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