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ソニー、デジカメの色再現を自然にする4色カラーフィルタCCDと対応プロセッサ
7月16日発表 ソニー株式会社は16日、4色カラーフィルタを搭載したCCDと、対応した画像処理プロセッサを開発したと発表した。これらの技術により、デジタルカメラ画像をより人間の眼で見た色に近づけることができるとしている。 従来のデジタルカメラには、RGBの3色のカラーフィルタCCDが搭載されているが、今回発表されたフィルタはRGBにエメラルド(E)を加え、4色としたもの。これにより、カラーフィルタの特性が人間の眼に近づき、より自然な色再現が可能になった。特に、青緑色、赤色の色再現性が向上したとしている。
RGBはカラーテレビやディスプレイの色再現特性に合わせてあるため、人間の眼の視覚特性と食い違い、異なる色合いになることがあるという。
同時に、4色カラーフィルタに対応した画像処理プロセッサも開発された。新プロセッサでは、4色の映像信号からRGBを作り出すマトリックス演算を行なう。また、消費電力が従来から約30%減り、連写速度や再生速度が向上した。 同社では、今後発売するデジタルカメラに、4色カラーフィルタと新プロセッサを搭載する。 □ソニーのホームページ (2003年7月16日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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