アンディー・グローブ(左)とゴードン・ムーア

7月15日(現地時間) 　発表

　米Intelは15日(現地時間)、7月18日に創立35周年を迎えると発表した。

　記念行事の一環として、ゴードン・ムーア名誉会長、アンドリュー・グローブ会長、クレイグ・バレットCEO、ポール・オッテリニー社長兼COOらが出席しタイムカプセルの埋設が行なわれた。

　タイムカプセルには、オレゴン産の300mmウェハ、中国産のチップパッケージ、コスタリカの新聞などが格納された。イスラエルからはオリーブの木で彫りこまれた木箱が届けられた。その中には、中東和平を祈念した金属製の鳩が入っている。タイムカプセルは創立50周年となる2018年に開かれる予定。

　Intelは、'68年7月18日に故ロバート・ノイスとゴードン・ムーアによって、NM Electronicsの名称で創立された。当初はメモリ製品が主体だったが、'71年の4004を嚆矢とするマイクロプロセッサへと転換した。現在は、PC向けCPUの最大手企業であり、世界最大の半導体メーカーとなっている。

タイムカプセルの埋設式	永年勤続従業員の集合写真

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20030715corp.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/030716c.htm
□公式年表(和文、PDF)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/history.pdf

(2003年7月16日)

[Reported by date@impress.co.jp]