CFA、転送速度16MB/secのCF新規格を発表 ~2004年にはUltra DMA/33対応に
6月16日(現地時間)発表
CFの規格立案や承認などを行なうCompactFlash Association(CFA)は16日(現地時間)、CFインターフェイスの新規格「CF+ & CompactFlash Specification Version 2.0」を発表した。
同規格は、従来8MB/secだったCFの最大転送速度を16MB/secに引き上げるもので、実効転送速度が5~7MB/secに達している今日のフラッシュメモリに対応するために打ち出されたもの。
旧規格と完全な上位および下位互換性を持ち、旧規格のインターフェイスで新規格のメディアを使用した際は最大8MB/secの転送速度で利用できる。
さらにCFAでは、プロセッサ負荷の少ないDMAの採用に向けた技術提案を行なっており、2003年末にDMAを、2004年には最大転送速度33MB/secのUltra DMA/33の採用を予定しているという。
現在のCFメディアは規格上137GBまで対応できるが、ほとんどの製品ではフォーマット形式がFAT16になっているため、最大容量が2.2GBに制限されている。CFAはリリース中でこの点についても言及しており、FAT32への対応を呼びかけている。
□CFAのホームページ(英文)
http://www.compactflash.org/
□CF+ & CompactFlash Specification Version 2.0のダウンロードページ(英文)
http://www.compactflash.org/specdl1.htm
(2003年6月17日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
PC Watch編集部
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