6月下旬発売

標準価格：オープンプライス

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　日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、A4インクジェットプリンタ「HP Deskjet 5650」と、オフィス向けインクジェット複合機「HP Officejet 6150」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライス。

●4辺フチ無しに対応した「HP Deskjet 5650」

　同社製A4インクジェットプリンタの最上位機種となるプリンタ。同社直販価格(ダイレクトプラス価格)は22,800円。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 9.1以降、Mac OS X 10.1以降。

　従来同社のインクジェットプリンタでは、3辺のみのフチ無し印刷が可能だったが、本機ではフォト用紙での4辺フチ無し印刷が可能になった。オプションの自動両面印刷モジュールによる両面印刷でも、4辺フチ無し印刷が可能になっている。また、普通紙印刷でも下端マージンを最小約3mmに設定できるようになった。

　印刷解像度は最高4,800×1,200dpi。印刷速度はモノクロ21ppm、カラー15ppm。最小インク滴は4pl。4色印刷と6色印刷は、インクタンクを交換して対応する。インターフェイスはUSB 2.0とパラレル。バッファとして8MBのメモリを内蔵する。

　新たに印刷モードセレクトボタンを装備し、標準/高画質などのモードを本体で設定できる。またドライバには透かし印刷機能や製本用にページを配置する機能、自動赤目除去機能などが装備された。

　本体サイズは488×370×145mm(幅×奥行き×高さ)、重量5.3kg。同社プリンタの特徴である前面給排紙設計を踏襲する。

　なお、本機の発売と同時に、純正のL判光沢紙「hpプレミアムプラスフォト用紙(光沢) L判」が発売される。ダイレクトプラス価格は40枚入りで590円。

●FAX付きのオフィス向けA4複合機「Officejet 6150 」

　インクジェットプリンタ、スキャナ、コピー、FAXの4つの機能を備えた、オフィス/SOHO向けの複合機。ダイレクトプラス価格は44,800円。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP、Mac OS 9.1以降、Mac OS X 10.1以降。

　プリンタ部のエンジンに、同社製複合機の最上位モデル「PSC 2150」と同等のものを使用しており、4,800×1,200dpiの最高印刷解像度、4色/6色印刷に対応している。

　印刷速度はモノクロ19ppm、カラー15ppm。コピー速度はモノクロ19ppm、カラー14ppm。自動両面印刷機能を装備しており、標準で両面印刷、両面コピーが可能。また、最大35枚の用紙送りが可能な自動原稿送り装置も搭載する。

　最大用紙サイズはA4で、3辺フチ無し印刷も可能。スキャナはCCDを採用しており、読み取り解像度は1,200×2,400dpi。FAXはG3対応。用紙サイズ自動認識機能や約80件のメモリ受信、カラーFAXなどに対応する。インターフェイスはUSB 2.0。

　プリンタ本体のみのサイズは496×394×300mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.85kg。

□日本HPのホームページ
http://www.jpn.hp.com/
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【2002年5月10日】
日本HP、写真画質を追求したインクジェットプリンタ2機種
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0510/hp2.htm

(2003年6月11日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]