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ガートナー、PDA利用者の意識調査を実施
~19.2%が使い続けず

6月5日発表

 ガートナージャパン株式会社は5日、PDA利用者を対象にした意識調査結果を発表した。

 調査は満足度と購入動機に関するもので、最も満足度の高いベンダーはソニー、次いでハンドスプリングだった。「満足よりもむしろ不満を感じる度合いのほうが強いことがわかった」としている。

 不満を感じる点として多かったのは「使い勝手」や「サイズ/重量」、「文字入力機能」など。また結局使わなくなってしまったユーザーは、全体の19.2%に達したという。

 購入動機ごとの離反率としては、「辞書代わりに」、「音楽や写真などエンターテイメントに」と続いて、「目的なし、とりあえず」といったものが上位を占めた。離反の理由として「専用機のほうが安く使い勝手が良かった」や、「視聴用としては容量不足だった」などを挙げている。

 逆に、Webブラウジング用端末や、無線端末として購入したユーザーや「通勤時の暇つぶし」などに利用しているユーザーの離反率は低くなっている。

 同社では、「PDAがもっと受け入れられるためには、通信インフラを含めたPDAにおける電子メールの利用環境を整えること、文字入力機能を中心とした使い勝手を向上させること、通勤時などに有用性を感じるアプリケーションを整備することが重要」だとしている。

PDA所有者250人からの満足度。±2での5段階評価の平均値。全員が「とても満足」と答えると+2となる。
※出典:ガートナー

PDA所有者250人中、「結局使わなくなった」と答えた19.2%の購入時の主な動機。
※出典:ガートナー

□ガートナージャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/pr20030605-01.html

(2003年6月5日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]


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