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NTTデータ、BIOSレベルでのPC認証技術をPhoenixと共同で国内展開

6月2日 発表


 株式会社NTTデータは2日、米Phoenix Technologiesと、BIOSレベルでのPC認証サービスを共同で国内展開することで合意したと発表した。

 この認証サービスは、Phoenixの「cME FirstBIOS」に組み込まれているセキュリティ情報を用いることで、ネットワーク上のPC自体を認証するもの。

 これにより、ユーザー名/パスワードが正しくても、認証済みのPCからログオンしない限り、特定データへのアクセスを拒否し、ユーザー名/パスワードを不正に入手した無許可のユーザーがネットワークに侵入することを防げる。

 また、アプリケーションやデータを、認証したPCでしか実行/再生できないようにもできる。

 cME FirstBIOSは、国内メーカーPCでも採用されており、すでに搭載機が出荷されている。

 NTTデータでは今後、同BIOSのセキュリティ技術を利用したシステムの開発を行なう。

□NTTデータのホームページ
http://www.nttdata.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2003/060201.html
□Phoenix Technologiesのホームページ
(6月2日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.phoenix.com/japan/home/default.htm
□cME FirstBIOSの情報
http://www.phoenix.com/japan/solutions/activate/firstbios/

(2003年6月2日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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