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P&A、2年半ぶりに刷新された画像編集ソフト「Paint Shop Pro 8」6月27日 発売 株式会社ピーアンドエーは、画像編集ソフト「Paint Shop Pro 8」日本語版、および画像管理ソフト「Paint Shop Photo Album 4」日本語版を6月27日より発売する。 ●ソースコードから一新された「Paint Shop Pro 8」
Paint Shop Pro 8は、中～上級ユーザー向けの画像編集ソフト。価格は通常版が14,800円、乗換版が9,800円、アカデミック版が8,800円、アップグレード版が7,400円、ダウンロード版が13,800円。なお、ダウンロード版はデビュープライスとして当面の間9,800円で販売される。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0(SP6a)/2000/XP。 約2年半ぶりのバージョンアップとなる本製品では、ソースコードを1から書き直し、ユーザーインターフェイスやペイントエンジンなどもすべて刷新し、使い勝手や機能を向上させた。 ユーザーインターフェイスはさまざまなカスタマイズが可能となった。表示するアイコンやメニューバーなどの種類、大きさ、配置、組み合わせなどは自由に変更できる。加えて、メニューバーの内容も変更可能となっており、「ファイル」や「編集」などをポイントした時に表示される内容を編集して、利用する機能だけを表示できる。 一連の手順や操作をスクリプトとして登録し自動化する機能が追加され、同じ処理を自動実行できるようになった。標準で用意されたスクリプト以外に、ユーザーが自由に作成できる。今後同社ではユーザーが作成したものを含め、新たなスクリプトを配布していくという。 チュートリアルの充実化が図られ、クイックガイドからガイドムービーを呼び出したり、ハイパーリンクをクリックしてチュートリアルから機能を直接呼び出せるなど、大幅に変更されてる。
デジタルカメラで撮影した画像を補正・修正するための便利な機能も多数追加された。写真修正機能として、カラーバランス、コントラスト、フォーカス、鮮やかさ、シャープネスなどを個別、もしくは一括して自動補正できる。 レンズ補正機能として、樽型/魚眼型/糸巻き形ひずみの補正機能を搭載。また、画像上の4点を指定することで自動的にパースを検出し、斜めから撮影した画像を正面から撮影したように補正する「遠近補正機能」を搭載。遠近補正時は、生成される余白を自動的に除去して画像をリサイズするトリミング機能も利用できる。同様の機能として画像全体の傾きを補正する機能も搭載する。 画像形式は、SVG、PDF、PostScript Level 3などに加えJPEG2000、ロスレスJPEGなどにも対応する。Exifにも対応し、Exifデータの表示や、一部データの編集もできる。
●ビデオCD作成機能も搭載した「Paint Shop Photo Album 4」
Paint Shop Photo Album 4は、同社の画像管理ソフト「After Shot」の後継となる製品で、今回から名前を変更し、Paint Shopブランドが付与された。価格は通常版が5,800円、乗換版が3,800円、ダウンロード版が4,800円。対応OSは、Windows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。 簡易画像補正機能を搭載。デジタルカメラで撮影した画像の取り込み、管理、補正に加え、ビデオCDとしてCD-Rに保存する機能を搭載する。 Exifに対応し、Exifデータを元に画像を検索したり、画像にキーワードをつけることが可能。キーワードで検索した画像はそのままアルバムとして登録できる。 なお、5月7日より、上記2製品の専用サイト“http://paintshoppro.jp/”がオープンしている。今後製品情報などが掲載される予定。
□ピーアンドエーのホームページ (2003年5月7日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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