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エッジ、「LindowsOS」の独占販売権を取得エッジ株式会社は7日、PC/AT互換機用OS「LindowsOS」の日本における独占販売権を取得したと発表した。価格、製品内容等は未定だが、今夏までに発売する予定。
LindowsOSは、LinuxにWindowsライクなGUIを搭載したOS。オープンソースOSを採用することによりコストを削減しており、安価なPCやリサイクルされたPCにプリインストールされることが多い。 当初はエミュレーションによりLindowsOS上でWindows用アプリケーションソフトを動作させる予定だったが、製品は「Star Officeなどのように、Windows用ソフトの“ファイル”を扱えるLinuxソフト」が動作するOSとなっている。 対応ソフトの供給用に「Click-N-Run Warehouse」機能を搭載。マウス操作でLindowsOS用ソフトをダウンロード、インストールすることができる。利用料金は定額で、1年間無制限にダウンロード可能とされている。 米国でのLindowsOSのパッケージは、Click-N-Run Warehouseの利用期間により数種類が用意されており、直販価格は49.95ドル~299ドルとなっている。 OS自体のライセンスも独自の安価な体系を用意しており、家庭向けに家庭内のPC全てで利用できる「ファミリーライセンス」や、企業向けの大量導入用プログラムなども用意される。 エッジではLindowsOSと対応ソフトの日本語化を進め、今夏までにハードウェアメーカーなどにOEM供給するほか、量販店において個人向けにも販売する予定。また、株式会社ジャストシステムと販売パートナー契約を結び、日本語入力ソフト「ATOK」をバンドル販売する。 現在明らかにされているLindowsOS搭載PCの販売メーカーは、エム・シージェイ株式会社、ぷらっとホーム株式会社。また、NPO法人 循環社会推進機構の公立小中学校向けリサイクルPCや、株式会社エヌピーシーシステムドットコムのリサイクルPCにも搭載される。 【お詫びと訂正】記事初出時、LindowsOS搭載PCの販売メーカーとして日本ヒューレット・パッカード株式会社を記述しておりましたが、エッジ株式会社によりこの件は取り消されました。ご迷惑をおかけした皆様にお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。 エッジでは「現在OS市場において独占販売状態であるマイクロソフト社に対して、ユーザーへ選択枝を与えるべく法人や公共団体へ代理店を通した販売を展開」するとしており、9月末までに2億から3億円の売上げを見込んでいる。 □エッジのホームページ (2003年5月6日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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