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アップル、クレードル対応の新型iPodを国内初公開
〜さらに薄型・軽量化しUSB 2.0にも対応

5月9日発売

連絡先:Apple Storeコールセンター
    Tel.0120-27753-1



 アップルコンピュータ株式会社は、デザインが一新された第3世代iPodを国内で初公開した。

 公開されたのは、4月29日に発表されたばかりの新型iPod。HDD容量が異なる3モデルが用意され、5月9日から発売される。価格は、10GBの「M8976J/A」が36,800円、15GBの「M8946J/A」が47,800円、30GBの「M8948J/A」が59,800円。

 対応OSはMac OS X 10.1.5以降およびWindows Me/2000/XPで、今回から1つの製品でWindows、Mac OSの両方に対応する。

プレゼンテーションではその薄さを強調

 新たに薄型・軽量化され、61.8×15.7×103.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は158gとなった(10/15GBモデル)。最大容量となる30GBモデルは奥行きが18.7mm、重量176gとなるが、従来モデルで最薄となっていた18.4mm/185gと比較しても薄型・軽量化された。

 従来モデルは本体にIEEE 1394コネクタを装備していたが、今回から専用コネクタを装備。専用ケーブルを利用することで、IEEE 1394のほか、WindowsではUSB 2.0にも対応可能になったほか、専用のクレードルも利用できるようになった。なお、USB 2.0は6月以降のファームウェアアップデートによって対応し、専用ケーブルは2,400円で別売となる。

 iPod専用のクレードルは15/30GBモデルに標準で付属する。IEEE 1394もしくはUSB 2.0でPCと接続が可能なほか、オーディオ出力コネクタを装備しており、外部スピーカでの利用も手軽になった。

 操作系は、従来のタッチパネル+機械式ボタンから、ボタン類も含めてすべてタッチパネル方式に変更され、ホールドスイッチ以外は可動部分がない、シンプルなデザインとなった。

 Mac OSのみ、新たにAACフォーマットに対応した。また、iPod単体で簡単なプレイリストを作成可能な「On-The-Go」(オンザゴー)機能を搭載するほか、メニュー画面のカスタマイズが可能で、項目の入れ替えなどができる。スリープタイマーや、アラームクロック機能なども備える。

 ソフトウェアはMac OS用のiTunes 4およびWindows用MUSICMATCH Jukebox Plus 7.5が付属する。

新型iPod。バックライトを点灯するとボタン類も赤く光る 写真は15GBモデルのため、厚さは15.7mm。かなり薄くなった印象。曲面が重視されたデザインであることがわかる 従来のイメージを踏襲した背面デザイン

 発表会では、iPodと同時に発表された、オンラインミュージックストア「iTunes Music Store」についても言及された。iTunes Music Storeは、1曲99セントを支払うことで、iTunes 4およびiPodで再生可能な曲データを購入できるサービス。しかし、同サービスは現在のところ請求書送付先住所が米国のユーザーのみをサポートしており、日本のユーザーは購入できない。

 これについて同社の大宮哲夫マーケティング本部長は、「なるべく早い時期に日本でもこのサービスを実現したい」とコメントしている。

 同サービスでは、1曲99セントで購入した楽曲は、個人利用の範囲であるかぎり、枚数無制限でCD-Rに記録できるほか、台数無制限のiPod、最大3台のMacintoshで再生可能な点がアピールされている。しかし、会場に詰めかけた記者からは、「日本レコード協会がこんな条件を認めるとは思えないが?」という疑問の声もあがっており、国内での今後の動向が注目される。

 なお、国内で提供されるiTunes 4は、iTunes Music Storeを前提としたインターフェイスを引き継いでおり、楽曲の購入決済はできないものの、30秒間の無料視聴などは利用できるという。

 質疑応答では、バッテリについても質問がされた。今回のiPodでは、内蔵バッテリが従来のリチウムポリマーからリチウムイオンに変更され、最大再生時間が約2時間短くなっている。これは薄型軽量化のためであることが明らかにされたが、電源容量が従来モデルの半分近い630mAhになったにもかかわらず、約2時間の性能低下で抑えられているため、バッテリ容量当たりの性能は向上しているとした。

 また、現在、Windows用のiPod用ソフトウェア「MUSICMATCH」に代わるものとして、Windows版iTunesが発表される可能性については、「詳細はコメントできないが、検討中」と回答している。

上部のアップ。左がホールドスイッチ、右の2つの穴がリモコン付きヘッドフォン用端子 本体下部。専用クレードルやIEEE 1394、USB 2.0の専用ケーブルを接続する端子 液晶パネル部のアップ。バックライトがトップメニューに表示されるようになった

クレードルに差した状態。オーディオ出力端子も備え、使い勝手が向上した 15/30GBモデルに付属するクレードル

iPod初代モデル(右側)との比較 ヘッドフォン端子はリモコンの接点が独立したものになった。端子部分の薄型化と接触不良を回避するためという 今回は1つの製品でMac OSとWindowsの両方に対応する

□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□製品情報
http://www.apple.co.jp/ipod/index.html
□関連記事
【4月29日】アップル、第3世代iPod 10GB/15GB/30GBを発表(AV)
−MP3に加えAACも再生可能、USB 2.0にも対応予定
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030429/apple1.htm
【4月29日】米Apple、1曲99セントのAACを使用した音楽配信サービスを開始(AV)
−20万曲を用意。無制限のCDへの書き出しやiPodにも転送可能
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030429/apple2.htm

(2003年5月1日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]


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