NEC、121ware.comと121サポータるのデータセンターを公開
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同データセンターのためにNECカラーのラックを特注した |
4月14日公開
NECとNECカスタムテクニカは14日、同社ポータルサイト「121ware.com」や顧客データなどを一元管理するデータセンターをプレス向けに公開した。
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地鳴りのような冷却ファンの騒音が大きいため、拡声器を使って解説を行なっていた |
同データセンターは、都内に2002年4月に竣工したデータセンター専用ビルの1フロアを利用したもの。約450台のサーバーと約50台のネットワーク機器を収容し、各サーバー間はGigabit Ethernetで接続される。バックボーンはJPIX/NSPIX2に直結される。
121ware.comとユーザーサポート機関「121コンタクトセンター」のオペレーションを統合化したことや、ネットワーク基盤を有効活用することで運用コストが削減できたという。
UPSおよび自家発電装置による48時間連続稼動や対震度7の制振構造、監視カメラ、ガラスセンサー、非接触ICカード、24時間有人対応など様々なセキュリティ機能を備える。
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約600万件の顧客データを格納したサーバー。セキュリティ用のケージに囲まれている。NEC社員でもケージ内に入る権限を持っているのは3名だけ。扉の鍵は保安のため撮影不許可だった |
床下に高さ60cmの空間があり、ケーブル類はここに配線される。床下吹出し空調/空冷および水冷機構を採用 |
ラック上に設置された監視カメラ |
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ラック背面 |
約550回線を収容したPBX。ユーザーからのコールを自動的に振り分ける |
また、ユーザーサポートのポータルサイトが「121サポータる」としてリニューアルし、4月15日より運用開始する。
同社のサポートサイトは、更新頻度が低く、テキストベースのサイトだったため、ドライバなどのアップデートモジュールなど、ユーザーにとって必要な情報が見つけづらいことが懸案事項だった。
リニューアルにより、保有製品ごとの更新情報やFAQなどを検索しやすくなったほか、アイコンなどを多用したグラフィカルなものへと変更された。さらに、ドライバなど必要なモジュールの自動アップデート機能も追加される。
□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0304/1401.html
□121ware.comのホームページ
http://121ware.com/
□ニュースリリース
http://121ware.com/navigate/support/info/comingsoon.html
□121サポータるのホームページ
http://121ware.com/rescue/
□NECカスタムテクニカのホームページ
http://www.necct.co.jp/
(2003年4月14日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
PC Watch編集部
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