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プロカメラマン山田久美夫の

デジタル、カメラ&用品総合フェアミニレポート

会期:4月11日〜4月13日
会場:大阪マーチャンダイス・マート

 この春のデジタルカメラ関係イベントのフィナーレであり、関西圏で唯一の写真機材系イベントである「デジタル、カメラ&用品総合フェア」が、4月11日から13日まで、大阪・天満橋の「大阪マーチャンダイス・マート(OMM)」で開催される。

【お詫びと訂正】記事初出時、「デジタル、カメラ&用品総合フェア」の開催日時を誤って記載しておりました。ご迷惑をおかけした皆様にお詫びするとともに、訂正させていただきます。

 日本最大のデジタルカメラ系イベントとしては、3月に東京で開催された「フォトエキスポ」がある。このイベントは「日本カメラショー」と「写真映像用品ショー」を合同開催したもので、昨年までは大阪などでも開催されていた。

 だが「フォトエキスポ」は、今年から東京のみでの開催となったため、今回の大阪でのイベントは「カメラショー」はなく、フォトアクセサリを中心とした「写真映像用品ショー」の単独開催となった。そのため、いわゆるカメラ系の大手メーカーは参加していない。

 基本的な出展内容は3月に東京で開催された「フォトエキスポ」と同じだが、関西圏での一般向けイベントでは初公開となる「コダック DCS Pro 14n」や「エプソン PhotoPC L-300」など、今春発表の新機種も出展されている。

 また、東京会場にはない、B級品や中古カメラの即売会も行なわれており、ひと味違ったイベントとなっている。会場は、大阪の桜の名所である造幣局に隣接しており、本日から桜の通り抜けが開始されたこともあってか、平日にも関わらず来場者も多く、なかなか楽しめるイベントとなっている。

 今回はそのなかから、デジタルカメラ系の出展製品の見どころをレポートしよう。

展示会場 デジタル写真講座の様子
即売会の様子


●コダック、関西圏で初めて「DCS Pro 14n」を公開

エンブレム
 コダックは今回、昨年秋のPMAで発表され、今春、日本国内での発売が予定されている、話題の1,400万画素フルサイズCMOS搭載デジタル一眼レフ「DCS Pro 14n」を出展。東京でのIPPFやフォトエキスポでも出展されていたが、東京以外での一般向けイベントでは初公開となる。

 今春話題のモデルだけに、会場での人気も上々。ブースには本機のベータ機で撮影された大型パネルが展示されており、近づいて細部の描写をチェックしている来場者も少なくなかった。

 米国ではすでに発売されているが、現時点での国内発売は未定。価格は60万円台後半になるという。

 発売を前に、関西圏で本機に触れられる、極めて少ないチャンスなので、本機に興味のある人や、本格的に購入を検討している人は、この機会にぜひ実機に触れておくことをオススメしたい。

DCS Pro 14n マウスパッド
コダックブース。DCS Pro 14nに触われる


●セイコーエプソン、「PhotoPC L-300」やインクジェットプリンタを出展

エプソンブース
 エプソンは今回、インクジェットプリンタを中心だが、東京での「フォトエキスポ」以降に発表された「PhotoPC」シリーズの一員となるデジタルカメラを初めて一般公開した。

 このモデルは「L-300」と呼ばれる300万画素3倍ズーム機で、カメラ側にプリンタ制御機能を盛り込むことで、現行のPC用プリンタでもUSB接続で直接印刷できるのが特徴。ブースでは現行のカラリオプリンタとの組み合わせで簡単にプリントできる点をアピールしていた。

 また、写真系イベントでありプロの来場も多いことから、「CRYSTARIO」と呼ばれる業務用顔料系プリントシステムも出展していた。

300万画素3倍ズーム機「L-300」。現行のUSBプリンタから直接プリントアウトできる 各種プリンタも展示


●松下電器、LUMIXやプリンタなどを出展

 “地元”である松下電器はLUMIXシリーズからD-Snap、DIGAなど、さまざまな映像関係製品を出展。

 カメラ系では今春発表の「LUMIX DMC-LC33」を始め、店頭では目にすることが少ない、SDメモリーカード対応モバイルプリンタやモバイルストレージなども出展されていた。

 また、話題のHDD & DVDビデオプレイヤー「DIGA」も全機種出展されており、デジタルカメラやDVデータを一括して記録するための家庭内ストレージ的な側面もアピールしていた。

LUMIX DMC-LC33など データストレージ「SV-PT1」 モバイルプリンタ「SV-P25」


●興和、超望遠系3倍ズーム搭載300万画素デジタルカメラ「TD-1」を出展

 興和は東京のフォトエキスポに続き、EDレンズ採用スポーティングスコープベースの超望遠3倍ズームレンズ搭載300万画素モデル「TD-1 SPOTTING SCOPE/DSC」を参考出展。

 35mm判換算450〜1350mm相当の超望遠撮影が可能なモデルであり、会場でも注目を浴びていたが、今回も正式な価格や発売時期は未定のまま。

 口頭では「価格は20万円を切るくらい、発売時期は今夏」と説明していたが、この点も東京会場からの進展はなかった。

超望遠系3倍ズーム搭載の300万画素デジタルカメラ「TD-1」


●ユニークなフォトアクセサリも多数出展

 本来、このイベントはフォトアクセサリを中心としたものだけに、デジタルカメラをターゲットにしたアクセサリ関係の出展は数多い。

 近江屋ブースでは、メモリーカードやUSBドライブなど外部ストレージ用の画像・音楽データ専用データ復元ソフト「Pictuer Come Back」を出展。同ソフトはWindows用のデータ修復ソフトで、誤って削除やフォーマットしたり、カードエラーが起きて読み出せなくなったデータの復元が高速にできるという。

 対象となるデータはJPEGやTIFFなどの画像データと、MP3などの音楽データに特化したものになっている。価格も6,800円も比較的手頃だ。

外部ストレージ用の画像・音楽データ専用データ復元ソフト「Pictuer Come Back」


 世界でも数少ない蛇腹専門メーカーであるナベルは、デジタルカメラ用の超小型液晶フードを出展。この手のフードは数多いが、さすがに蛇腹専門メーカーだけに、造りはなかなか凝った物となっており、内面反射もよく処理されている。収納時にやや嵩張るが実用性は高そうだ。種類は1.6/1.8/2型用の3種があり、価格は2,500円、2,700円、2,900円。量販店で発売中という。

デジタルカメラ用の超小型液晶フード


 望遠鏡メーカーのミックインターナショナルは、ミード社の望遠鏡用デジタルカメラアダプターを出展。ブースでは実際に望遠鏡に付けてのデモが行なわれている。汎用品ではなく、機種により多少の使用制限もある。ブースでは実際に装着してのチェックも可能だった。

望遠鏡用デジタルカメラアダプター


 本庄は、イタリアのマンフロット社製のデジタルカメラ用三脚を出展。この三脚は、縮めると雲台込みでわずか35cmとコンパクトで、伸ばすと高さ1.2mまで伸びる、なかなか実用的なもの。重さ1kgと比較的軽量コンパクトだが、十分な強度がある。さらにユニークなのは、自由雲台が一体型(交換不可)になっており、嵩張るクランプ部を排除し、センターポール下部のノブを回すことで、雲台を固定できるように工夫したもの。近日発売予定で、価格は9,000円前後になるという。

イタリアのマンフロット社製のデジタルカメラ用三脚


 世界最大の業務用プリンタメーカーである「ノーリツ鋼機」は、エプソンの顔料系インクジェットエンジンを使った、ミニラボ用プリンタを出展。インクジェット方式のため、排水施設などが不要で、どこでも設置して稼動できる点が特徴。毎時400枚の印刷が可能だ。また、会場では、セルフ受付端末を使ったデジタルプリントサービスも行なわれており、メモリーカードも持参すれば、無料で印刷(枚数制限あり)してもらうこともできるので、興味のある人は一度試してみたい。

デジタルラボ プリント受け付け端末 エプソンの顔料系インクジェットエンジンを使った、ミニラボ用プリンタ

□デジタル、カメラ&用品総合フェのホームページ
http://www.photofair-osaka.com/
□関連記事
【3月14日】国内最大のカメラ、映像用品ショー、フォトエキスポ2003開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0314/pe01.htm

(2003年4月11日)

[Reported by 山田久美夫]


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