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ソニー、ROBODEX2003に二足歩行ロボット「SDR-4X II」出展 |
SDR-4X II(試作機) |
3月24日発表
踊る「SDR-4X」 ※写真はROBODEX2002のもの |
バランスを崩した際に、自己判断で転倒を防ぐための回転運動をすることや、転倒した場合でも前後左右の転倒方向を検出して方向に応じた受身を取るという。また転倒復帰機能も強化されており、転倒後も自ら起き上がることができる。
また、マップビルディング照合機能を新搭載した。あらかじめ登録しておいた色標識を識別し、配置を学習する。これにより、色標識を利用したロボットの自己判断による移動や、場所に応じた行動などができる。
さらに、音声認識/合成用のCPUが増設された。従来までは外部PCとの連携で実現していた語彙連続音声認識(約2万語)が、ロボット単体で処理可能になった。また記憶対話機能も強化されており、顔と名前以外にも、対話の中で得た単語も記憶するようになったことで、その人に合わせた対話ができるようになったという。
CPUに64bit RISCプロセッサ×3、メモリ64MB×3を内蔵し、独自のリアルタイムOS「Aperios」を搭載する。関節自由度は合計38。本体サイズは約580×190×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7kg。
SDR-4X II試作機のほか、エンターテインメントロボット「AIBO」シリーズや、AIBOと電子メールを使用して遠隔地から写真撮影を行なうソフトウェア「Photo Mail」(試作品)、AIBOコントロールソフト開発環境「AIBOリモートフレームワーク(仮称)」などを公開する予定となっている。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200303/03-0324/
□ROBODEX2003のホームページ
http://www.robodex.org/
□ROBODEX2002レポートリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/link/robod_02.htm
(2003年3月24日)
[Reported by yosida-s@impress.co.jp]
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