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ヤマハ、歌詞と音符から歌声を合成するソフト

2月26日発表

 ヤマハ株式会社は、PC上で入力された歌詞と音符をもとに人の歌声を合成するソフトウェア「VOCALOID(ヴォーカロイド)」を開発した。2003年~2004年初頭に製品化する。

 対応OSはWindows 2000/XP。推奨動作環境はPentium III 1GHz以上、メモリ512MB以上。Mac OSへの対応も予定している。

 歌詞と音符を入力すると、人の歌声から収録した「歌声ライブラリ」を用いてリアルな歌声を合成する。人間がテンプレートに沿った語彙や音色変化を録音することで、歌声ライブラリに新たなデータを加えることもできる。

 日本語と英語に対応し、歌声にはビブラート、こぶしなどの表情を付けることもできる。歌声はWaveファイルに出力される。

 同社は歌声ライブラリ制作と、ソフトウェアの販売ライセンス供与を行なう。ライセンス供与については数社と合意に達したとしている。

 なお、VOCALOIDは独「ムジークメッセ」(3月5日~9日、現地時間)と、蘭「第114回AESコンベンション」(3月22日~25日、現地時間)で展示される。

 また、VOCALOIDで合成した歌声を、ニュースリリースページで聴くことができる。ファイル形式はSoundVQ。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03022602.html

(2003年2月27日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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