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Deutsche Messe AG、CeBIT Home Electronics 2003の説明会を開催
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Cebitイベント国際総局長Michael Hoppe氏 |
2月20日開催
「CeBIT Home Electronics 2003」を主催する独Deutsche Messe AGは20日、報道関係者向けに説明会を開催、同見本市の概要について説明を行なった。
CeBIT Home Electronics 2003は、家電、コンシューマエレクトロニクス、コンピュータ、ホームネットワーキングなどエレクトロニクス関連の総合見本市。5月に上海で開催される予定。
会場の展示構成。コンシューマエレクトロニクスが中心となるが、白物家電系もかなりの割合を占める |
今回で2回目となる同見本市は、前回「CeBIT Consumer Electronics 2002」の名称で開催されたもの。今回も展示内容の中心はコンシューマエレクトロニクスとなるが、名称はCeBIT Home Electronicsに変更され、いわゆる白物家電にも大きな展示スペースが割かれる。
CeBITイベント国際総局長のMichael Hoppe氏によれば、中国の経済は現在、高い水準で成長しており、国民の所得や生活水準が向上しつつあり、消費者の間でブランド志向や、高品質/高機能な製品への欲求が高まりつつあるという。
昨年日本と韓国で開催されたWorld Cupの影響で、中国でもTVや関連製品の売上が伸びたが、2008年の北京オリンピックの開催を控え、需要はさらに増加しつつあるという。
この傾向は特に都市部で顕著で、都市部での2005年のTV新規購入者数は、人口の20%に達すると予測されている。
このような条件に加え、中国がWTOに加盟し、2006年には輸入関税が撤廃されることなどから、Hoppe氏は、「今後の中国は、生産拠点としてのみならず、販売拠点としても大変有力であり、中国外のベンダーにとって大きなチャンスである」とコメント。
「中国での販売の足がかりを築くためにも、本見本市への参加は大きなメリットになる」とし、家電メーカーへの幅広い参加を呼びかけた。
□Deutsche Messe AGのホームページ(英文/独文)
http://www.messe.de/
□CeBIT Home Electronics 2003のホームページ(英文/中文)
http://www.home-electronics.com.cn/
(2003年2月20日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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