2月18日 発表

　株式会社ソーテックは18日、平成15年度第3四半期(2002年10月～12月)の決算を発表した。

　第3四半期の売上高は84億4,600万円、営業損益は8億300万円の赤字、経常損益は8億3,900万円の赤字。

　依然として業績は赤字基調だが、四半期ごとの販売台数は第2四半期の約44万台から83万台へ回復した。なお、金額ベースでの出荷金額は約80億円、うちデスクトップPCの比率が61.8%、ノートPCの比率が38.2%で、ノートPCの比率が高まっている。

　また、経営を圧迫していた製品在庫については、9月末の49億円から、12月末で31.8億円へと減少した。とくに2002年前期用の旧モデルについては、現金化が進み、37億円から17億円へ削減されたという。これらの要因により、「単月黒字化は視野に入った」としている。

　今後の展開については、主力商品の「99,800円」「129,800円」製品への置き換えを進め、ノートPCの強化、デスクトップ製品の完成度向上など挙げている。

□ソーテックのホームページ
http://www.sotec.co.jp/
□決算報告書(PDF)
http://www.sotec.co.jp/ir/data/20030218.pdf

(2003年2月19日)

[Reported by date@impress.co.jp]