1月27日 発表

　日本電気大型店協会(NEBA)は27日、2002年12月度の販売実績(速報値)を公開した。これは、NEBA加盟の店舗、40社27事業所のうち37社27事業所の回答をまとめたもの。

　全体の売り上げは2,666億2,916万円で、対前年比93.49%と前年を下回った。また、2002年1月～12月の累計では、2兆4,567億7,571万円で、こちらも対前年91.47%となっている。

　地方別では関東地区が対前年比89.86%ともっとも低下しており、北海道のみが対前年比100.39%と前年を上回った。

　製品別では、対前年比が大きく成長した製品ベスト5が、DVD、携帯電話、理美容健康器具、洗濯機、テレビとなった。とくにDVDは対前年比185%と大きく伸びている。いっぽう、対前年比ワースト5は、ビデオデッキ(VTR)、パソコン本体、石油ガス暖房器具、オーディオ、テレコ(カセット)となっており、パソコンは対前年比75.8%と低迷し、ほぼ対前年の3/4にまで落ち込んでいる。

　NEBAは、ラオックス、上新電機、ベスト電器などの大型店舗チェーンが主体となっている協会。カメラ系の大型店舗や、ヤマダ、コジマなどの新興チェーン店は加盟していない。

□NEBAのホームページ
(1月27日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.neba.gr.jp/
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【2002年12月10日】NEBA、10月販売実績を発表、PC低迷に強い危機感
～高額ポイント還元制を不当廉売と批判
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1210/neba.htm

(2003年1月27日)

[Reported by date@impress.co.jp]