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Transmeta、「Crusoe TM5800」にセキュリティ機能を内蔵
1月14日(現地時間)発表 米Transmetaは14日(現地時間)、新たにセキュリティ機能を内蔵した「Crusoe TM5800」のファーストシリコンが完成したと発表した。製品は下半期にリリースされる予定。 この新プロセッサは、認証証明や認証鍵の保存、送受信されるデータの暗号化といった機能を内蔵。認証鍵などはCrusoeアーキテクチャ内に置かれ、x86空間からは見えないようになっており、データの改ざん、のぞき見など防止できるという。 暗号化については、Data Encryption Standard(DES)およびその上位規格に対応したハードウェアアクセラレーションエンジンを内蔵。同機能は、Transmeta Security Extensions(TSX)と呼称されるx86拡張命令セットとして提供される。 そのほかの暗号規格などについては、ソフトウェア側のアップデートで対応できるといい、将来的にはデータのみならず、データに対する操作や、暗号化アルゴリズムなどもx86空間から隠し、保護できるようにする予定だという。 同社では、「これらの処理はCPU内部で行なえるため、コスト、設計の複雑さ、設置スペースといった問題を回避できる」としている。 他方、現在、Intel、Microsoft、Trusted Computing Platform Alliance(TCPA)などがそれぞれ提唱・計画しているセキュリティ機能は、新しいハードウェアの追加や、アーキテクチャの抜本的な見直しを要するとされている。 □Transmetaのホームページ(英文) (2003年1月15日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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