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日立金属、デュアルバンド無線LAN用超小型チップアンテナ

12月24日発表

価格:60~70円(1万個時)

連絡先:情報部品カンパニー
     Tel.03-5765-4425



 日立金属株式会社は24日、2.4GHz帯と5GHz帯に対応した無線LAN用超小型チップアンテナを開発、量産体制を整えたと発表した。すでにサンプル出荷が開始されており、価格は1万個時に60~70円。

 IEEE 802.11系の無線LANに対応可能な無指向性アンテナで、放射電極を別々の面に設けた「分離独立電極構造」により、相互干渉が少なく、感度の高いデュアルバンドアンテナを実現したとしている。

 動作周波数範囲は2,400~2,483MHz(IEEE 802.11b/g)と4,900~5,250MHz(IEEE 802.11a)。5GHz帯ではプリント基板上で外部から周波数の調整が可能になっている。

 本体サイズは10×4×3mm(幅×奥行×高さ)。日立金属の情報部品カンパニー鳥取工場で生産される。

□日立金属のホームページ
http://www.hitachi-metals.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi-metals.co.jp/press/news/2002/n1224.htm

(2002年12月24日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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